会社の経営者というのは、

ことに他人の時間に気遣いを示されている方が多いです。

なぜなら、ご自身もお忙しい立場の方ですから、

他の人の時間にさえも、配慮を示せるのです。





ま、私は、一人なので、自由な時間もあり、

ダラダラではありますが、それでも他人の時間、

ということに関しては敏感な方かもしれません。





私の周りの経営者のみならず、

私と親しくしているほとんどの人は、

あまりメッセージをくださいません。

メッセージしたとしても、お返事は不要です。

と書いてきます。なぜでしょうか?





やはり、他の人の時間に敏感だからです

時間は、その人にとっての大切な価値であり、

タイムイズマネーにあるように、時間は貴重なもので、

お金を生むものであることも知っているからです。





メッセージを読んでもらう、というのも

相手の時間を奪うことになる、

ということを知っているから。





なので、私や私の友人との関係の中ではありますが、

親しくしている友人の場合でさえ、

お互い相手の忙しい状況を配慮して、

あまりメールもメッセージもしないものなのです。

(仕事とかはそうではなくてガンガンメールしますけどね)





一方、他の人の時間に関して、気にしない人たちは、

簡単に、他人にも質問をしたりしますし、

調べれば済むことでも、質問します。

聞いたことがあるかもしれませんが、

クレクレ星人、ってやつです。





あ、私への質問はブログコメント欄からしても大丈夫ですよ。

運よければ、先日みたいにブログ内で回答させて

もらう可能性もあります。





そういう類ではなくて、直接メッセージをしたり、

答えを求める質問を相手に簡単にする、ということについてです。

悩み相談をする人もいらっしゃいます。

それを職業として行っている人にも質問します。

相手がその返事をするのに、どれだけ考えてどれだけ

時間を要するかなどさえ、気遣えないのです。





さらに、「会いたいです」「ご飯一緒にしませんか?」

・・・などの誘いもあるかもしれません。

私がディーン・フジオカさんが好きだからといって、

ディーンさんに、「会いたいです。ご飯ご一緒しませんか?」と

言われても、「誰だ?お前?」って言われることでしょう。

相手との関係性が必要だったりします。





これは、もちろんお誘いしてはダメ、ということではないですよ。

誘ってみて、もしかしたら、お相手があなたに

興味を持ってくださり、そこから何かが生まれるかも

しれませんから、そこはダメ元で聞いてみる

というのも手ですけどね。





私も、今から6年ほど前に、ブログで知り合ったある方に、

自分から、近くまで出張があるので、お茶しませんか?と

初めてお誘いしたことがありました。





その方を知ったのは、たまたま私のブログにコメントを

残してくださって、そのコメントが何か印象あるもので、

私がその人のブログに訪問して、そして、その内容を読んで

心動かされ、会ってみたい、と強く思い、

自分の人生のセオリーでは皆無に等しい、

「自分から相手を誘う」ということをやったのです。

ジャスト・アクスの精神です。





それがまたすごい運でして、

今の私があるのは、その方のおかげであると言っても

過言ではないほどのご縁となりました。





別に規律があるわけでもなんでもないですが、マナーの類です。

時間は、貴重であることを知っている人は、

他の人の時間にも敏感である、ということです。





これを読んだ後にも、

「ごめんなさい!私のことですね!」とか

「過去に私、しましたね?すみません!」

などのコメントがドドドドーーーときたこともありますが、

誰か1人にに当てて、ブログの記事を書くことは、

この前の、読者様の質問とかでない限り、

ありませんので、そういうメッセージがクライアントや

知り合いから10名から来て10名に、「いや、違いますよ。

あなたのことではありません」と以前、お返事したこともありますが、

たいそうの時間を要しました。





逆に、「自分はやっていません!」などの

弁明のメッセージが届くこともありましたが、

やっていないなら、自分のことじゃないので、

気にしなければいいのです。スルーです。





何か当てはまることがあり、

それが気になるなら改めればいいし、

自分はやっていない、と思えば、そうだそうだと読めばいいし、

価値観が合わなければ、「ワタナベの記事、好かん!」

でいいわけです。





「じゃあ、感謝の気持ちを伝えたくて、

メールをしたら、その読ませる時間も相手から

奪うことになるんですか?」なんて質問もきそうですが、

考えてみればわかること。わかりますよね?

感謝の気持ちを我慢することなんてしなくていいことくらい。





いやね、今、起業されている女性も多く、

そういうスキルを持っている人から、

簡単に、そのスキルをタダで教えてもらおうとしている

人も多いようなので、ちょっと記事にしてみました。





そうしたサービスをお金をもらって提供している人々は、

それを自らのものにするのに、多大な時間とお金を費やして、

ビジネスモデルを作って、それらを仕事として提供しているのです。





時間は貴重なものである、ということ。

お金の本にも書きましたが、会社で働いている時間、

そこで、個人的なことをするのも時間ドロボーになってしまうし、

長々長々と相手と話す時間に、どうでもいい不平不満、

愚痴を相手にただただ聞かせてしまうのも、時間ドロボーです。





時間は有限。

自分と他人様にとっても

超貴重なもの。






相手の時間にも気遣えるような

マナーを身につけていきたいものです。

ではまた明日。