【第4章】転職活動 | ステップファミリー×組織開発

ステップファミリー×組織開発

どん底だったシングルマザーの時代から幸せなステップファミリーを築いた軌跡。現在はパーソナルのコーチング(1on1)と組織開発や関係性のシステムコーチとして、あらゆる組織や家族・カップルの応援をしています。

マイコーチとも何度もセッションした。今の環境で、自分の視点を変える方法も試した。トライ&エラーを何度もした。

味わえば、味わう程、私は自分らしくいられる環境を求めていた。

その頃、同僚がまた一人、また一人、離職していた。退職理由は、似ている。もっと自分の声に従って生きる、と。私は故意にしていた友人が退職前に私に声をかけてくれて、本当の気持ちを聞けた時、不謹慎ながらも毎回メチャメチャ応援している自分がいた。送別のメッセージの最後はいつもコレ。
「Be happy!」

幸せはジブンのココロが決める。



私には、息子が一人いる。
独り身だったら、いきなり会社を辞めて、辞めてから考える選択もあっただろう。でも食いっぱぐれはできないという責任感があった。それに、今2週間に1度、プロコーチになるためのskypeでのグループコールや夜のコーチングセッションの時間を確保するには、下手に今転職をしてその時間を確保できなくなることにはNOだった。コースが終わる7月までは転職しないと決めていた。


ただ、体は疼きだしていた。
プロコーチのコースが終了するのは7月頭。4月から転職活動に動いたとして、5月末までにもし決まったら、コースが終了する頃に転職できるかもしれない。もしダメなら、それが答えだ。今の場所に留まる選択の中でもう一度その意味を考えよう。



動いてみよう。


先に退職した仲間には、こんなことを言っていた。
「私は7月頭まであと半年は動けない。でもいずれ私もここを出ると思うよ。」
なんの根拠もなかったが(笑)


それで仕事をしながら、プロコーチへの学びを進めながら、子育てもしながら、私は転職活動を始めた(笑)自分でも驚異の4足のワラジ!

始めるといっても、私がいるのは転職支援の会社。気になる職種の募集案件から、選考に進んでいる人のレベル、会社の就業環境まで情報があったりする。

どんな企業がどんな人を求めているか、そして自分は当てはまるかの相場もついてしまう環境だ。時間はない。無駄打ちもできない。だから、動くといっても、かなり的を絞った動き方だけど、自分に響くかどうかという観点で。



【第5章】