本日ある案件について、2件「No Deal」(ノーディール=取引なし)をお伝えする局面がありました。どんな理由があれ、多少興味があり近づいた双方の関係性について、誤解を怖れずに言うと「No Deal」ということは「お断り」を告げるということ。
YESというのは、お互いにとても気分や良くてポジティブなのだけれど、
NOを言うことってこんなにも難しい。
難しいからこそ、避けて通っていませんか?例えば、関係性をうやむやにしたり・・・。自然消滅を狙ったり・・・。
NOを言うことは「相手を傷つける」ことであるという思いから
実は自分がNOを言うと、「相手から敵意を持たれるのでは?」と自分が傷つくことを怖れているということが隠された真実です。
ここが大事なポイントだと思っています。
NOを言うことは、相手を否定することではないんです!
相手への感謝とリスペクトを持って、きちんと関係性を一旦閉じる。
それは全否定をしている訳でもなんでもないのだから、次のタイミングでその人との関係性を始めやすくしておく。
だって、今後どんな展開があるかなんて分からないんだから。
ここをね、きちんと閉じるってことをしておかないと、言語化されないモヤモヤ・お互いの思い込みによって次の関係性は永遠に築かれないということ。
逆に言えば、きちんと閉じたらその後はいつだってオープンに繋がるつもりがあるってことの開示。
そこを覚えておこう。
だからね、断るの気まずいなーって思う時こそ、ちゃんと向き合って、相手に「NO」ではなく「No Deal」(フェアにね!)を言おう。
そこは私の信じる道。
そしてハッキリとモノを言う強み。
今回はワークショップスペースについてのNo Dealでしたが、そうこうしているうちに、相手からも即レスが。気にしてくださっていたのかな。連絡ありがとうという旨のメールが2件とも。そしてお互いの繁栄を祈り合う。
クライアントさんや、お仕事の依頼など色々な局面で起こりうる。
断りの極意。
誠実でありたいと願うなら避けられない。
今いる会社の退職の仕方とか、営業先へのクロージングとか、向き合うことを怖がっているケースたくさんあるんじゃないかな?
私もたくさん失敗もしました。
No Deal言えたけど、相手には拒否のインパクトに伝わってFacebookの友達から消されたり…(笑)
もちろん離婚もそのひとつの学び。
だからこそ、お断りではなくて
No Deal大切にしたいなぁ。