"ママ、前のお父さんの名前は何?"〜ステップファミリーあるあるじゃなく、迎えるべき日〜 | ステップファミリー×組織開発

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どん底だったシングルマザーの時代から幸せなステップファミリーを築いた軌跡。現在はパーソナルのコーチング(1on1)と組織開発や関係性のシステムコーチとして、あらゆる組織や家族・カップルの応援をしています。

こんにちは。Work & Life Coaching★SHIHOです。

 
ちょっとシリアスな、でも大切な私たちに起こったことをシェアします。
 
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※写真は関係ありません(笑)
 
昨日、息子がお風呂上がりに
旦那さんと私のいるリビングで
突然こんなことを聞いてきました。
(うちは子供が生後6カ月で離婚しシングルマザー時代を、7年過ごし今年の春再婚をしたステップファミリーです。息子の旧姓は私の旧姓です。息子は前の旦那さんの苗字は以前伝えたことはあれど忘れていました。)
 
 
"ママ、前のお父さんの名前はなんていうの?"
 
"えっ!?"びっくり
 
"●●だよ。どうしたの?急に。"
 
"何●●?苗字は?"
 
子供がもう少し小さい時に2人だけの時に話したことはあったけど、旦那さんもいる前でってのは(旦那さんは全部知ってる)エッジが立っなぁ。。。
 
"え、●●●●だよ。"
 
"ほう、なかなかきれいな名前だね。"
 
"ママ、※○△✴︎∞(事柄)やから、離婚したんやろ?"
 
"うん、そうだよ。よく覚えてるね。"
 
"ママ、キライになったん?"
 
(自分のお父さんのこと、キライって傷つくよなぁ、今まで極力悪口みたくならないように伝えてきたことだけど、なんて伝えたら伝わるかなぁ。)
"…。そうだなー。うーん。。"
 
"ホンマのこと、言って"
 
"キライって言うか信じられなくなっちゃったから、離婚したんだけど、キライだけじゃなくて、今はその時の経験があったから、skypeのお仕事(コーチング)しようってなれたし、だから今新しいお父さんにも会えたからな、、、キライだけの気持ちじゃないんだよ。"
 
"あー、そう言うことがあって、学んだんだね。今のシステムコーチングもそうなんよね。だから感謝してるんやな。"
 
"そう、そう。まさにそんな感じ。そんな難しい気持ち分かるの!?学ぶってお勉強とかじゃなくね"
 
"わかるで。ココやろ。(左胸をたたく)大人でも心は育つんやな。"
 
"…!?"びっくり
 
すごい、すごすぎる!この会話。
どんだけ理解しているんだろ。
 
 
 
"お友達に何か言われた?"
 
"ううん、ない。●●君には言ってもいいかなぁと思って話したけど、もう友達やし、なんもないで。迷路の本学校に持って言ったから、名前が前の名前になってるから聞かれたし。"
 
"●●君には言ったってことは、クラスのお友達みんな知ってるかもしれない?"
 
"そやな。でも別に普通やで。"
 
"まあ、そやな。なんも隠すことも悪いこともないねんからな。でもなんか答えられないことや困ったらママに言いや。"
 
 
そんな会話です。
旦那さんは一言、
"僕も知ってる事、知らない事もあるし、顔も見た事ないし。でも聞きたいことはそうやって聞いたらいいよ。"って。
 
 
そんな会話をしました。
包み隠すことなくあり続けながら
でも少しドキドキもする問いと共に
これを聞いてきた子供の心境にも
なんらか、あったんだろうなぁと。
 
 
どうすべき、
何が正しいかは分かりません。
 
そして、子供が寝た後に、
"よく、グランディングしづらい中で話したね。"
と言ってくれました。
 
 
昨日、その友達が
うちに遊びにきた時には、
ふざけて、昔の苗字で息子を呼んでるシーンもあって、すごいスピード感のあるその事柄に動揺もありました。おそらく、あのノリで他のお友達からも言われている可能性もあります。
 
 
イジメとかのつもりはないでしょうし、
本人もあまりそういう感じでも捉えていない様子です。
 
でも、親としたらそういう可能性も含めて
向き合う覚悟を持つこと。
お友達にも特に隠さず話して行く。
 
それをどう捉えるかは、お友達自身の問題だけれど、扱われようによっては、息子が嫌な気持ちを持つことがあれば、私がではなく息子自身がそれを伝えられるよう、たくましく育つように、私は子供を信じる。
 
 
人と違うこと
それをただ違うだけと扱える
多様性を認め合う社会を願っています。
 
 
ステップファミリーと言っても
離婚してるしてない、子供の年齢、
どこまでの理解かによって
全部違うけれど、
いつかどこかで起こるかもしれないと
親は知っていること。
 
 
どんな伝え方であっても
親が茶化さず、誠意を持って、
グランディングして話していること
大切なんじゃないかなと思った
日常の一コマでした。
 
 

人と違うことを開示して

それを指摘される居心地の悪さを感じている
全ての人へ。
 
開示することは
恐ろしいことかもしれない。
でも隠し通していても
真のダイバーシティは訪れない。
 
ステップファミリーでも
シングル家庭でも
LGBTでも
病気を抱えていても
何らかの障がいを持つ場合でも
みんな何かしらのマイノリティ。
マイノリティが集まればマジョリティ。
 
自己信頼と他者受容をもって
一緒に歩んでいきましょうね。
自分にも他人にも優しい世界に。

 
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