LGBTの勉強会を小学校のPTAで開催しました。 | ステップファミリー×組織開発

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どん底だったシングルマザーの時代から幸せなステップファミリーを築いた軌跡。現在はパーソナルのコーチング(1on1)と組織開発や関係性のシステムコーチとして、あらゆる組織や家族・カップルの応援をしています。

こんにちは。

Co-leadersのSHIHOです。
 
大事なこと、かき忘れてました。
私今年1年、子供の小学校のPTAの役員をしています。
教養委員という係になって
学校でPTAが年3回主催する親向けの勉強会の企画をしました。
 
今年のテーマは
「スマホについて」
「LGBTについて」
「子育て色々」
という3本柱になりました。
 
正直このテーマからみんなで決めたらいいのにと思いながら
校長・副校長先生からの提案で、ほぼ誰も文句ない&別の提案するのめんどくさい・・・
という理由で決まりました。。。(この慣例ってなんなんでしょうねw)
学校側→お母様たち忙しいし、自分たちで講師を探し出すとか大変よね、
お母様側→いや正直PTAってめんどくさいし、仕事少ない方がいいので、決めてもらえれば・・・
そんなお互いの忖度が聞こえるようでした。。。
 
 
まぁ、運営の仕方は色々ありますが
私は「LGBT」の回の運営・司会などを仰せ使うことになりました。
 
 

 
 
子供が性に目覚めた時・・・それがもしかしたら、親が思っていることと違うかもしれない。
性自認(自分は男だ、自分は女だ、身体は男だけれど女になりたい、身体は女だけど男になりたい)
性指向(自分は男性が好き、女性が好き、同性が好き・・・)
そんな時、親は自分の子供のことをどんな風に受け止めますか。
 
一番近いけれど、一番カミングアウトが難しいのが親だといいます。
 
私達の子供の頃には、そういう教育が全くありませんでした。
小学校高学年になり、保健体育の授業で、身体の仕組みや性行為のことは書かれていて
学んでも、もしかしたらLGBTの子達からしたら違和感がありながら、何も発することができない時間だったかもしれません。
 
 
「男の子らしく・・・」「女の子らしく・・・」
何も悪気なく使ってきた私達や私達の親世代の当たり前に対して、
苦しくなっている人たちが、今の時代は声を少しずつあげ始めています。
 
だから、私達親は、「知らないことをまず知る」必要があります。
そしてLGBTの問題は他人事ではなく、共に社会に暮らす人の一部として
知っておく必要があります。
 
 
無知って、時に「罪深い」ことだったりします。無自覚に。
 
そんなこんなで、
LGBT当事者で支援活動をされている方を講師に招き
勉強会を開催して頂きました。
 
実は、スマホについてよりもずっと関心高く多くの方にご参加いただきました。
他の地域のPTAでも取扱い始めているテーマだそうです。
 
是非色々ご興味ある方はご参考までに。
情報はいくらでも取れます。
重要なのは、「自分ごと」にして考えられるかどうか。
1クラスには2−3人は必ずいるという位の割合です。
是非、多様性に優しい社会を、私達大人から一緒につきましょう。