こんにちは。
Co-leadersのSHIHOです。
ちょっと夏休みを頂いておりました。
色々と自粛ムードのため、遠くに行くことも憚られる時代になったのは残念ですが、自分に繋がって選択をし続ける自分でいたいですね。
こんな大自然と地球を感じることができて
ちょっと大きめの深呼吸をしてきました。
そして
改めて虫の目、鳥の目、魚の目の大事さを感じてきました。
そんな休み明けの日は、
タフなスケジュールが詰まっておりましたw(現実っ)
タフって何だ!?
と思われるかもしれませんが、
私の中の”タフ”というのは、ちょっと居心地がよくないのだが
そこに居続ける必要のある場、そんなイメージです。
例えば、
●システムコーチングのスーパービジョン(する側)
これはちょっとエネルギーがいるのです。
人のコーチングにある意味点数をつける訳ですが
いい所と、更にというポイントを言い抜く必要がある。
気持ちのいいフィードバックはよくても、グサッと
受け取りにくいフィードバックは関係性の土台がないと
刃物になる場合もあるんですね。
”言いにくいことを言う”
そんな事が起こる時間です。
同時にいい関係性の上にこのメッセージがすっと伝わると
ものすごい威力を発揮して、その方のコーチングの質が格段にあがり、ご自身も成長を感じるし、対峙するクライアントシステムもまた大きな変容を体験するダイナミクスも秘めています。
更に他には、
●半年ぶりにやっと集まれたチームのミーティング
まずミーティングが開催できなかったところに
色々なシグナルが出ているわけです。
それぞれの思いが重なり合わない何かがある、
思い込みが増幅している可能性がある。
そんな中で、やっと集合できるようになったミーティングでは
”それぞれが今どう思っているのか?”
がシェアされる必要があります。
(企業での役割があれば、嫌でも定例MTGとかで顔をあわせざるを得ない場合がありますが、これからは、自分がそれやりたいと選択したプロジェクト単位で動いていくことが増えていくと思います。一度は旗を握ったからこそ、気持ちの変化が起こってきた時にそれを表明することに抵抗感がでてくることも必然です)
時に、もうここに思いがなくなってしまったw
△△さんと一緒にできる気がしなくなってしまったw
など言いにくいことを話し出すミーティングは
沈黙がおこったり、居心地がよくないものです。
夫婦で言ったら、”離婚”するかどうかの対話に
向き合えるかどうかでいうと、なかなかその一歩目を
踏み出すことすら避けたくなり
なぁなぁに流したくなるものじゃないでしょうか。
更には、
●テキストコミュニケーション上で意見の相違が起こっている時の、一度話しましょうという場のミーティング
これもまたしかり。
テキスト上のコミュニケーションで、
丁寧に相手を傷つけまいと会話しているつもりでも、
コンテクスト(文脈)が読み切れていなかったり、
わかりあえていないなぁと感じるシーンがある時に、
テキスト上の押収をしてもあまり埒が明かないことってありますよね。そういう時、一度話しましょう!とは提案したものの、オンラインであれ、オフラインであれ、率直にお互いの違いを直視することって、面倒くさいし、ケンカしたくないし、色々と億劫になるものです。
私はそういう時の対話の支援をすることが
仕事でもあるので、一緒に活動する仲間も比較的
そういうバックグラウンドを持っている事が多く、
そういった避けがちな面倒なコミュニケーションというのも
比較的丁寧に、場を持って扱うことが多いのです。
それでも、勿論エッジ(抵抗感)はありますよ。
今、2つ程のタフな場を終えて感じているのは、
そういう場こそ、きちんと向き合うことの大切さがある。
同時に、気構える程に大変じゃないということも
今改めて知っています。
虫の目で見ると、ミクロで細かいことに集中するので
自分はどうしたいんだろう?
あの人は何を感じているんだろう?
と一喜一憂してしまうのですが
鳥の目で俯瞰して見てみると、
それぞれのシステム全体の声が聞こえてきて
一つずつに翻弄される必要がなくなってきます。
更に、魚の目で、流れを体感してみると、
すべての物事には流れがあり、始まりがあれば終わりがあり、
途中の時期もある。そう考えると、今のこの違いやカオス感とも共にいられる感じになるんですよね。
そんな事を感じた今日でした。