こんにちは。
Co-leadersのSHIHOです。
とある出来事があり記しておきたいなと思うことがあったのでシェア。
▶もしあなたが
自分の心の声が分からなくなっちゃうくらい、周りに合わせて生きているんだとしたら、、、
(それが苦しいのであれば)
・パーソナルコーチング
・対話の場
・リトリート
・瞑想
などの内省的な時間を持つことで、自分を取り戻す事ができるようになります。
(苦しいという自覚すらない人は、なかなか一人で内省して自分を取り戻すことは難しいかも)
▶もしあなたが
自分の声を聴くことに慣れ過ぎている場合は、、、、
焦点が自分に当たりすぎて
場を観る力に意識が向いていないことがあります。
そうなると場にいる人(一緒にいる人)を置いていきぼりにしているインパクトがおきます。
チームの力を使ってみんなで共創する世界をみたければ(そういうリーダーであればなおさら)
システムを観る力が必要になります。
・システムコーチとしてのトレーニング
・Tグループの学び
・ファシリテーショントレーニング
などの場を観る力を養うには、こういうものもあります。
(結構この立場は、みんなの真ん中に立てて気持ちいいというエゴの場所でもあります)
ただ、厄介なのが、
▶自分がシステム(チーム)の一部なのに、自分の本当の声は脇に置いたまま、
俯瞰の目(システムを観る)だけを使って、みんなを冷静にまとめようとした場合には、
”なんだか冷たくて、上から目線””システム(チーム)と共にいない”
というインパクトを与え、相手からバッシングをくらうことがあります。
「で、あなたはどうしたいの?」と。
ここが、パラドックスです。
(社内でファシリテーター役こそが適任!と思って頑張っている人はここ注意です)
結局、自己内省(自分の内側を聴く力)と
システムを観る力(メタの視点)はどちらかではなく、両方必要なのです。
そして、リーダーに求められるのは、”自分ごととして語る”ことでもあります。
私はパーソナルコーチ、私はシステムコーチという風に分けて考える人もいますが、
リーダーシップの分脈でいうと、分けられない視点だと思います。
両方の力に、”気づけること”と”行動できる事”が掛け合わせで必要です。
つまり、
①まずは自分はどうしたい?ということを内省し、場に表現する力は最低限必要
②他の人のWILLも聴く力
③”私たち”としてどうしたいか?を共創していく力
どんなに大きな組織の経営陣をみていても、
自分の立場からの「こう思う」は表現されるのですが
立場が違った人達の「たくさんのWILL」が出揃った時に、
その先に進めないという場合が、実はとても多いのです。
②③の力をリーダーが養う必要があるのはそこです。
つまり、②③を養うということは、
違いを受け取りあえる”対話の土壌づくり”だということなんです。