教室作品展「わたしたちのカリグラフィー2023」で展示した作品たちをご紹介します。
まずは私の作品から。
今回は文字をカットする切り文字を使った作品を作りたいと考えていました。
額装で考えていたのですが、入り口のウィンドウを飾る大きな作品になりました。
(作品訳)
人間は臆病で弁解ばかりしている。
すっかり自信を失い、「私はこう思う」とか
「私はこうだ」といい切る勇気もなく、
どこかの聖人や賢人の言葉を引用している。
草の葉や咲きこぼれるバラを見ると、
自分が恥ずかしくなる。我が家の窓の下で
咲いているバラは、過去のバラや、
もっと美しいバラを気にかけたりしない。
これらのバラは、あるがままに咲いている。
神とともに今日という日を生きている。
これらのバラに時間はない。
バラの一生は、どの瞬間を切り取っても
完璧である。葉の芽が萌え出る前から、
その命は躍動しており、花が満開になったら
増えるというわけでもなく、葉が落ち、
根だけになったら減るというわけでもない。
ラルフ・ウォルドー・エマソン
自己信頼(伊東奈美子訳)
……
(作品について)
自己肯定をなかなかできず、いつも自信がない私ですが、この本を読んで、
「自分の考えを信じ、主体的に生きるべき」
という著者の言葉にとても勇気づけらるました。
不器用な感じにデザインした文字を
手で切り取り、自信という光が文字の間から
差し込むような作品にしました。
…
私の作品は作品展で入り口のウィンドウに
展示させていただきました。
46名の生徒さんの作品がギャラリーに入りきるか…という心配と、レイアウトを担当してくれたみきちゃんとウィンドウに作品展が開催されているという目印をしたいよね…と相談していたところから始まりました。
最初は筆記体の文字をカットしていましたが、いまいちしっくりこなかったため、デザインを仕切り直しました。
全紙サイズの紙にレイアウトし、カッターで
カットします。
文字は草花の葉っぱをイメージして
デザインしました。
カッターの刃は4本、消しゴムは2個使い切りました
何回も会場に足を運び、
作品をイメージしていくうちに、
キャンドルが作品の足元に揺れていたらいいなとひらめき、アマゾンでポチポチと購入した
キャンドルは36本。
最後に生徒さん達にプレゼントしました。
搬入の時に生徒さん達がどうやって吊り下げるか一生懸命に考えて展示してくれました。
ありがとう!
たくさんの方に作品のことを褒めていただき、
本当に嬉しかったです。
そして作品を作るのはとても楽しかったです。
この後は生徒さん達の作品を
ご紹介していきますね!
……
【これからのイベント】
サロンドルールブルー
カリグラフィーランタンのワークショップ
既に満席の時間もありますが、
当日は販売もしますのでぜひ足をお運びくださいね!
…………
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