こんにちは。 オリジナルプレゼントをつくるフラワーアレンジメント教室の山本彩代です。 あなたの大切な気持ちを、お花に託します。
5月20日の誕生花は、カタバミ
花名のカタバミは「傍食」とも書き、葉が食べられて一方が欠けているように見えることにちなんで。
カタバミを漢字で酢漿草と書くのは、カタバミの葉と茎にシュウ酸が含まれ、すっぱいことをあらわしている。
属名の学名「Oxalis(オキザリス / オクサリス)」もギリシア語の「oxys(すっぱい)」が語源。
別名の雀の袴(スズメノハカマ)は、夜になると葉を小さくたたむことに由来する。
カタバミはスペインやフランスなどで「ハレルヤ」(キリスト教で「主をほめたたえよ」の意味)。
これは復活祭(春分の日の後の最初の満月の次の日曜日に、十字架にかけられて死んだキリストが三日目に復活したことを記念する祭)のハレルヤが唱えられる時期にカタバミの花も咲きだすことにちなんで。
花言葉の「喜び」はこのハレルヤから。
「輝く心」の花言葉は、かつて真鍮の仏具や鉄製の鏡をカタバミの葉で磨いたことにちなんで。、
カタバミと家紋 片喰紋・酢漿草紋(かたばみもん)は日本の五大紋の一つに数えらている。
カタバミは繁殖力が強く、一度根づくと絶やすことが困難であることから、「(家が)絶えない」に通じる。 武家の間では、家運隆盛・子孫繁栄の縁起担ぎの家紋として用いられた。土佐長宗我部家の「七つ酢漿草」などが有名。 カタバミとお守り 西洋において古代からカタバミは、ヘビなどの毒をもった生き物をよけるお守りとされ、魔女もカタバミのお守りには手がだせないと信じられていた。
兵士たちも剣のつかにカタバミを結びつけておくと、ひそかに接近してくる敵からの災難をよけることができると信じた。
春の喜びをあなたに、カタバミを、贈ります。
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