後ろにあるのは南部アフリカの地図。
南アフリカ事務所は、南アフリカ共和国のほかにもジンバブエ、ボツワナ、レソト、ジンバブエ、スワジランド、アンゴラの管轄もしています。
つまり、それらの国には事務所はないのです。(支所と呼ばれるものがありますが)
なので、ここではそれらの国の情報も聞きました。
今日はそこで学びをここに記しておきたいと思います。
まずは「ジンバブエ」
ジンバブエはもともと大きく発展しており、その規模は南アフリカを超えるものだったといいます。
しかし、今はそこまで発展している印象はありません。
急激なインフラにより、2008年に自国の通貨「ジンバブエドル」が廃止され、今ではアメリカドルが使われていることが有名です。
100兆ジンバブエドルなどが存在するほどインフレが起きた理由は、白人を追い出した政策にあります。
自国の国民のよる経済を作るために白人を追い出し、そのせいで経済政策を受けたりしたのです。
詳しくはこちらのブログ記事に書いていたので、どうぞ↓
1円=100兆ジンバブエドル!?超インフレの裏側に迫る~ブラワヨ街歩き&JCI&巨人・坂本選手~
ちなみに現在の支援として興味深いものは、他の周辺国に比べて「観光」に弱いのでそこへの協力があります。
続きまして、ボツワナ。
ボツワナに事務所が無い理由は、人口が少ないからです。
ボツワナはダイヤモンドの採掘が盛んなため、インフラや教育などは周辺国に比べて進んでいます。
そのため、支援のランクも1つ高いのが特徴です。
青年海外協力隊もパソコン隊員やデザイナーなどが派遣されています。
技術系の協力は鉱物資源の発掘と対照的に、森林保護やモニタリングが多いです。
そして、次はナミビア。
ここも人口が少ないことが大きな理由で、事務所がありません。
砂漠が多いこの国で、さらなる発展のために政府が狙っているのは「国際物流のハブ構築」です。
つまり、海に面しているナミビアは、海を通じて多くの国との物流が可能です。
そこでアフリカの内陸国と世界各国を海を通じて繋げる役割を担うような国のポジションを狙っているのです。
具体的には、道路などのインフラ整備と物流会社の誘致です。
これに対しての支援は興味深いと思いました。
そして、次がレソトです。
レソトとスワジランドは国同士の協定がないため、まだ青年海外協力隊の派遣がありません。
他国も多く展開されていますが、「エイズ」関連の支援が多いです。
今後の支援の展開が注目されます。
さて、南アフリカでは人財育成や研修系の支援に力を入れています。
日本企業は120社ほど進出しており、その半分は南アで活動し、他の半分はアフリカでの活動の拠点になっています。
銀行、保険、車系がほとんどです。
アパルトヘイト時代に力を持った白人企業が力を持っている社会構造で、特に強い産業が無いため、成長率は2%にとどまっています。
まだまだ話したいことはありますが、今日も記事が長くなってしまったのでまたの機会に!
難しい話が多かったかも(人によっては知っている話ばかりかも)しれませんが、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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