東京の気温が一桁になり、
人々が寒さに震えたとき、
わたしもひとり震えていた。
精神的ダメージをくらって。
上司から「月曜日ごはん行かない?」
と誘われルンルンで返事をしたら
「あ、そのときにお話があります」と言われたのだ。
お、お、お、お話ってなんですか…?
((((;゜Д゜))))
この時点で水曜日なんですが!
月曜日までわたしの心が持ちそうにないのですがっ…!
もうホント、笑っちゃうくらいそこから溜め息しか出なくて、頭の中をグルグル駆け巡るのはネガティブなことばかり。
なんかミスしたっけ?
勤務態度?
え、クビ?
なんなのマジで!!
この生殺しやめてほしい
いくならサッサと!
今すぐ斬って!
ズバッと一思いに逝かせておくれ…
(´;ω;`)
その後、自分一人では抱えきれなくなって、仕事仲間にポツリと打ち明けたものの予想通り「大丈夫だよ、きっと~♪」と返された。
いやいやいや。
本人から直接聞くまでぜんぜん大丈夫じゃないから。
他人事だからそんな軽く言えるんだよ。
もういやだ。
仕事辞めたい。
人間やめたい。
今までありがとう。
良い人生でした。
そういってすべてを終わりにしたくなるほどどん底に落ちたわたしの心。
あのね、まーちんさんってポジティブに振る舞っているけど、ダメなの。
ネガティブなのよ。
そんでもって、この手の「あとでお話があります」にいい思い出はないのよーっっ!
(`Д´)
先週は他の人とごはん行ったけどあれは楽しかったなぁ
ポワン。
マッチを擦ると一瞬だけ蘇る
イタリアンレストラン。笑顔。弾む会話。揺らぐランプの灯り。
…あたしはマッチ売りの少女か!
それに比べて月曜日の約束がもうホントにホントに憂鬱で。
ついには食事が喉を通らなくなる始末。
もっと強くなりたい。
いつだったか誰かに
「おまえは容赦なく人を傷つけるけど、自分が傷つくことはすげー怯えるんだな」
と言われたことを思い出す。
もっと強くなりたい。
つづく