こんばんは。
慧熾です。

理科の実験で、白熱灯を触り火傷した記憶が今でも思い出せます。これがトラウマというもので、電球を見ると筆者が身構える要因なのでしょう。

もちろん、白熱灯は放熱以外にもデメリットがあり、やがて蛍光灯へ、そしてLEDへと電灯の主流は、変わりつつあります。この時季の電飾も、LEDの恩恵を存分に受けた賜物と言えるかもしれません。

しかし、白熱電球と見てくれは同一なLED電球は、あまりの類似性に手が伸びるまで、時間がかかりました。取り替えて、おそるおそる触った時の冷んやりとした感触は、狐につままれたような気分になります。

火と同じように人間の文化を支えてきた灯は、これからも形を変えて我々と寄り添っていくのでしょう。そして今も昔もこれからも、灯が点ると安堵が心に広がる感覚は変わらないかもしれません。