こんばんは。
慧熾です。

腕時計が円形だとして、若干の厚みがあるものとします。ここではバンド等の他の部分は、考えません。そして、針や文字盤が載る円盤部は、圧感知機構を備えているとしましょう。

そこで、円盤部を指で軽く押し込み、そのまま捻ります。イメージとしては、碁を打つように指し指と中指を使う感じでしょうか。石は挟まず、二本の指を揃えて置き、時計・反時計回りに捻るのです。

すると、小気味好いネジ巻きのような音がして、9時の方向と3時の方向から、円盤部と同じ大きさの円盤部がそれぞれ、迫り出します。投影ではなく、アナログに円盤が射出されるのです。

信号機のような、『だんご三兄弟』のような、円盤が3つ横並びした腕時計は、それぞれの文字盤に方位磁針、バイタルセンサー、コール画面など必要な項目をディスプレイできます。

操作はタッチパネルに加え、視線追尾、ジェスチャもあると良いでしょう。ホログラムは要りません。

このような腕時計の姿が、先ほどより頭の中から離れない筆者であります。