こんばんは。
慧熾です。

断捨離が苦手な筆者ですが、コンピュータの中だけは自力で片付けることのできる領域です。今日は、物理的ではなく“論理的大掃除”と銘打って、相棒のコンピュータ、VAIOの海馬内を片付けてきました。

現在、SSDと呼ばれるメモリスティックのデータ保存方法を利用したストレージが、コンピュータの保存領域として主流になっています。背景として、性能が従来のHDDに比べて優れ、値段も数年来で下がってきました。そんなSSDでは一般的に、それほどメンテナンスを実施する必要は無いと言われています。

残念ながら、筆者のVAIOはSSDではありません。HDDという円盤が回り、レコードプレーヤーみたく磁気ヘッドでデータのやりとりをしています。こういう場合は、定期的にメンテナンスを実施した方が良いでしょう。

インストールして以来、ほとんど使わないソフトウェアを削除し、日常で使用頻度の低いデータは、外部保管場所(NASや外付けHDD)へ移動させます。データの移動と削除を終えて、デフラグ(最適化)を仕上げに行えば非の打ち所はありません。

筆者のVAIOのように年季の入ったHDDならば、物理的消耗もあるでしょう。HDD内の保存データ量を減らせば、磁気ヘッドの移動量は減る、と筆者は気持ち程度に思っています。

コンピュータに限らず、整理整頓は気持ちの整理にもなるでしょう。そして、こういう機会にバックアップを行うことも重要です。

備えと片付け、人もコンピュータも相違はありません。