東京・世田谷・豪徳寺99Gです。
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高千穂を後にして椎葉村へ急ぎます。

椎葉村は日本三大秘境の1つで
とてつもない山奥にあります。

なぜ山奥に村を作らなければならなかったのか。
その理由は源氏と平氏の時代にまで遡ります。

壇ノ浦の戦いで敗れた平家の落人が
身を隠す為に逃げのびた場所こそがこの椎葉村。
ここまで来れば源氏も追いかけては来ないだろうと思いながら身を寄せるように生活していたそうです。
ところが平家追討の為、源頼朝に命じられ
病身の兄 那須与一(平家物語の扇の的を射た人ね)に代わって弟の那須大八郎宗久が椎葉村に追討に向かいます。
そこには農耕に勤しむ人々の姿…
剣を交えた武士の姿はありませんでした。
なので追討はせず、幕府には討伐を果たした旨を報告し椎葉村に残りました。

そこで屋敷を構え、農耕技術を教え、平家の守り神である厳島神社を建てて落人の心を慰め、平清盛の孫である鶴富姫と恋に落ちました。
ところが姫の妊娠中に鎌倉より帰還命令を受け、男児が生まれたら跡取りとして鎌倉に迎え、女児が生まれたらそこで育てるように言い残し太刀と家系図とお墨付きを与えて帰還。
その後女児が生まれ婿を取り代々椎葉村を治めて今に至るという事です。


山道をひたすら走ります。
道が細いので一通かと思いきや普通に対向車も来ます。
だいぶ慎重に運転しましたが
夕暮れ前の帰宅ラッシュと被ってしまいローカルドライバーの洗礼を受けまくりでした。
交通量は少ないのですが、
一台一台の運転のクセが強い!!

みんなガンガン峠を攻めて来るので何度も事故りそうになりながら向かいます。
もちろん携帯の電波なんてありません。
安定の圏外です。
万が一事故っても助けすら呼べません。
その上 標高高いのか、原因不明の超頭痛。

前に鳥取の投入堂に行った時もちょっと思ったんだけれど…
あまりに山深いと山に閉じ込められた感がすごくて本能的にヤバイと思うものなんだなと学びました。
いろんな意味で死ぬかと思いました(苦笑)

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山深さに発狂寸前でやっとたどり着いた
椎葉村鶴富屋敷。
山々だけじゃなくて
ちょっと時空も超えたかと思う位の風景。

平家の落人スゲーー!
大八郎さんスゲーー!
って心から思いました。
昔の人は徒歩だもんね。本当にすごい。

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この地に住んでいた
那須大八郎さんと鶴富姫さま
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今は重要文化財なので誰も住んでいないそう。

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飴色の家具に温かみ&歴史を感じます。
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夕食は屋敷でいただきました。
椎葉村の野菜、猪や鹿、川魚などなど…
山の幸満載の御膳。
最近は洋食のジビエですら絶対に食べない感じだったので超警戒して口に運んだ猪や鹿でしたが、今まで食べた猪や鹿の中で一番食べやすく美味しかったです。

写真を撮り忘れたのですが
デザートに頂いた自家製干し柿がふくふくで酵素のシュワシュワ感が凄くて素晴らしかったです。
専用の干し柿ルームで作っているそうです。

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夜は星がとても綺麗でした。
ゴロゴロしながらTVを観たりゆっくり過ごせて良い感じでした。


感謝&感慨深い気持ちでいっぱいの中眠りにつきました。

③に続く。