妊婦健診20wの続きです。


その日の健診は朝からで、その後旦那とは別行動の予定でした。

それぞれ次の予定があったのですが、旦那は動揺を隠せない私に「お茶でもしよっか」と言ってくれて、30分もない位の少しの時間でしたが、家族3人で(お腹の赤ちゃんも入れると4人で)すぐ近くのお店に入り、私はホットチョコレートを飲みました。

油断すると涙がこぼれそうでしたが、隣で熱々のポテトを頬張る息子に、大好きなおさるのジョージの絵本を読んであげたりして、気が紛れていました。

「100人に1人だって」

「宝くじでも買うか」

と旦那と笑い合いました。

きっとショックなのは旦那も同じはずなのに、
「大丈夫だよ、赤ちゃん元気だよ」と
何度も励ましてくれました。


その日は午後から雨、そして雪に変わり、東京では今年2回目の積雪となりました。



約4年前、1人目を妊娠した時に、私はバセドウ病が発覚しました。

甲状腺の検査はその時が初めてだったので、いつから病気だったのかは不明ですが、症状からして恐らく妊娠と同時だったのではないかと思います。

その時も、初めての妊娠でただでさえ不安なのに、自分が病気だと知ってショックを受けました。

幸い赤ちゃんに影響はなく、定期的な受診と服薬は続けていましたが、産前産後も特に問題なく過ごせました。

息子は元気に育ち、バセドウ病は私だけの問題でした。


だから今回も、私だけならいいと願ったのです。

だけど、そうじゃなかった。

単一臍帯動脈の原因は分からないとのことですが、考えてみたら、甲状腺の薬を飲み続けていた影響もあるのかと思い、自分を責めました。

2人目の妊娠がわかった時まで、薬は飲み続けていました。

責めても仕方のないこととはわかっていても、気持ちのやり場が他に見つかりませんでした。