2018/06/09(土) PM12:59
第二子の女の子を無事に出産しました
忘れないうちにこの日のことを日記に残しておきます。。
(長いです。そして生々しいです。)
・・・・
予定日は6/21でした。
6/8の妊婦健診で、急に翌日の出産が決まりました。(→第二子妊娠記録30)
そして6/9(土)朝8:00に来るように言われていたので、旦那と二人でタクシーで病院へ。
前日の夜からお義母さんに来てもらっていたので、息子はおばあちゃんとお留守番。
前日に買ってあげたNV350のトミカをお守りにと貸してくれました。
病院に着いて、お手洗いと着替えを済ませて分娩室で心拍モニターを開始。
この時はまだ何の痛みもなく、あるのは出産への不安だけでした。
9時頃先生の内診があり、子宮口は4cm。
「昨日よりさらに進んでるね。
軽く陣痛おこして破水させちゃえばつるんと生まれるよ♪」
って先生!軽く陣痛?つるん?
そんな簡単に言うけど…本当に〜??
でも先生がそういうなら、本当に安産の予感がしてきました。
内診の刺激で少しお腹が張って痛くなってきました。
9:30頃から促進剤の点滴開始。
すぐに軽い陣痛が始まりました。
第一子の時は、陣痛の進みが早くて、「軽い陣痛」というものを通り越してすぐにピークの痛みに達していたので、軽めの陣痛が長く続く感じは前回とは違うなと思いました。
そして点滴開始から1時間も経たない位の頃、旦那が隣のコンビニに行ってくると言って少しだけ外出しました。
(喉が痛いからトローチを買いに)
少しずつ痛みが増してきたので、体制を変えたくなって、仰向けから横向きに変えて、痛みを逃す呼吸を続けました。
するとまもなく、急に助産師さんたちがバタバタと現れて、急いで酸素マスクを付けられ、
「大きく深呼吸して!」
と何度も言われました。
痛みは増してきてはいたけど、まだまだかなと思っていたので、「何?何?」と思いながら言われるがまま深呼吸をしていました。
そこへ旦那がコンビニから帰ってきて、「ご主人、ちょっと!」と追い出されたので、旦那も何事かと心配だったと思います。
そして先生登場。
旦那も呼ばれ、モニターを見ながら説明をされました。
お腹が張った時に赤ちゃんの心拍が下がってる。
これだと赤ちゃんが陣痛に耐えられない。
そうなると、お腹を切るしかないかなぁ…と。
前日の健診のときにも先生が言っていた、懸念していた状況がこれ。
38wで赤ちゃんの成長が止まっていたので、胎盤の機能が限界になっていて、陣痛が起こった時に赤ちゃんが耐えられる環境じゃなくなっているということだそうです。
酸素マスクを付けて深呼吸をしながら、不安でいっぱいになって涙が出てきました。
(旦那の後日談。「それなら早く腹を切ってくれ!」と思っていたそうです←)
また仰向けに戻ってしばらく様子を見ていたら、赤ちゃんの心拍は安定してきました。
先生もしばらく様子を見て、このまま安定しているようなら、考えられるのはへその緒の圧迫かな〜と。
体制を変えたりしたことで、たまたま赤ちゃんがへその緒に圧迫されただけかもしれない。
ただ、どっちになってもいいように手術の準備はしておくね、と言われ、助産師さんに弾性ソックスを履かされました。
手術になるかもしれないから、飲食禁止と言われ、水も飲めなくなりました。
そのあとは赤ちゃんの心拍が下がることはなくなり、ただ陣痛が強くなっていくだけになりました。
12時位に一度トイレに行くように言われ、その時にはまだなんとか歩ける位でした。
そのあと位から、かなり我慢出来ない位の痛みになり、唸り声をあげるようになってきました。
吐き気がしてきて、「気持ち悪い…」と声を絞り出して旦那に伝えました。
助産師さんがビニール袋を用意してくれましたが、なんとか吐かずに済みました。
その頃、「お部屋にお昼ご飯の用意がされているので、ご主人良かったら食べてきて」と助産師さんに言われていて、旦那は今は食べる気がしないので…と断っていましたが、私も「今は行かないで〜!」と心の中で叫んでいました。
(痛みで会話ができない)
この痛みだー!!と思い出していました。
言葉を発するのも辛かったけど、また絞り出して、旦那に「おしり押してー!」と頼みました。
横向きになって、前回のお産の時にやってもらったように、テニスボールでお尻を押してもらいました。
それから助産師さんが来て、内診しだして、「うん、結構だね」とか何やらごにょごにょ会話して、そのあと先生登場。
「もう子宮口9cm、お産の準備するねー!」
(早くしてー!)
声にならず首を縦にブンブン振る私。
両足を固定され、分娩台がお産体制に!
破水されて羊水がドバーと出るのを感じました。
そして言われるタイミングでイキんで、3回位で赤ちゃんの頭が出ました!
そして最後にぬるんと身体が出て来て、
元気な声で泣く赤ちゃんが見えました。
へその緒を切ってそのまま胸の上へ赤ちゃんを乗せてくれました。
12:59、無事に赤ちゃんが生まれた瞬間。
私は極限の痛みからの解放と、赤ちゃんの姿が見えたことで、感情が高ぶりすぎて悲鳴のような泣き声を上げながら涙を流し、顎はガクガク震えていました。
小さい小さい赤ちゃんが、胸の上で大きな産声を上げていました。
予定日より12日早く、体重は2268g。
それでも力強く泣いて、とっても元気な女の子です。
それから赤ちゃんは綺麗にしてもらい、私は胎盤を出され、会陰は裂けたので縫われました。
綺麗にしてもらった赤ちゃんと、旦那と3人でしばらく穏やかな時間を過ごし、夕方になって息子とおばあちゃんが来てくれました。
息子はなんだかもじもじしていたけど、嬉しそうでした。
二人目の出産は楽だという人もいるけれど、やはり痛みは同じで、感動も同じ位でした。
かかった時間は短かったけど、痛みを感じているときはその時間がとてつもなく長く感じるし、楽だということはなかったです。
今回は妊娠中に単一臍帯動脈と診断されてから、分娩に至るまで不安でいっぱいでした。
無事に赤ちゃんが生まれてくれて、本当に安心しました。
切ったへその緒の断面を見せてくれて、本当に動脈と静脈が1本ずつしかないのがはっきりわかりました。
普通より血管が1本少ないのに、ちゃんと育って元気に生まれてきてくれたんだね、と思うと、赤ちゃんへの感謝しかないです。
そしてずっと一緒にいてくれた旦那にも心から感謝。
1人では本当に不安で、旦那がいてくれたから頑張れました。
そして応援してくれて、いい子で待っていてくれた息子にも感謝。
これから4人家族、楽しみです
・・番外編・・
分娩室では、大好きな安室ちゃんのCDを流させてもらいました。(Finally3枚組)
そして生まれる瞬間に流れていた曲は「HERO」
「君だけの ための HERO〜♪」
分娩室が一体感に包まれ、助産師さんたちも「安室ちゃんが応援してるよ!」と励ましてくれました。
生まれてからは、助産師さんや先生にもすっかり「奈美恵ちゃん」と呼ばれている我が子です(♡´꒳`♡)