3月8日は「国際女性デー」

 

 

街にミモザの花が目立ちます。

 

女性のカラダのことを知ったり

女性の地位などを考えるきっかけとなり

とても喜ばしいことです。

 

国際女性デーは、女性の地位向上、

女性差別の払拭等を目指す

国際的な連帯と統一行動の日。

(Wikipediaより)

 

だけど

ワタシにとってはちょっと辛いというか

悲しい気持ちになってしまう日なのです。

 

それは、ワタシの辛い過去を思い出すからなのですが

 

 

時代だから仕方のないことですけど…

昔の話をします

 

私は長年、生理痛を始めPSMに悩んでいました。

ほぼ、生理が始まってからずっと…

子宮筋腫

子宮内膜症

チョコレートのう胞

など

婦人科系の疾患が原因で症状が出いていたのですが

鎮痛解熱剤を服用しても痛みが治まらず

痛みで眠れないほどでした。

 

生理期間中は仕事どころではないのです。

そんな状況でも仕事が休めず

生理痛が酷いことも理解されず

(特に男性の多い職場で管理職が男性の場合

休みたいや辛いということを言いにくい環境でした。)

 

専門職だったので

休むと代わりがいないので

周りの人に迷惑がかかるため

這ってでも仕事に行っていました。

 

周りは「大変だね」「辛そうだね」

と言ってくれるひともいましたが

「ほんとに生理痛?そんなに酷いの?」

と信じてもらえなかったり

仮病だと思われたこともありました。

(男性だけでなく、生理痛の経験のない女性からも)

 

代わりに体験してみてよ

あの辛さはもう経験したくない

 

毎月襲う痛みと体調の悪さ

 

人生が楽しいと思ったことがありませんでした。

 

「国際女性デー」なんて

言葉だけで

なんの意味もないと思ってしまうのです。

(いや、そんなことはない)

 

そして妊娠出産についても

 

今は、子育て支援が充実してきていますが

子育て以前の

妊娠出産を支援する環境には

まだなっていないように思うのです。

昔よりは理解され

協力するようにはなっているとは思うのですが

仕事をしたい女性にとっては

妊娠出産子育てはかなりのリスクです。

だからこそ

もっと手厚い支援と職場全体の理解協力が

不可欠だと考えています。

一人で抱え込まず、誰かに助けてもらえる体制。

家族だけでなく、地域の人や友人知人と一緒に育てていく。

 

子どものいない人や夫婦が

子供に触れる機会があってもいいと思うし

子育ての疑似体験ができたら、いいなと思う。

そこに子育て経験ママパパがてくれたら心強い。

ただ、今の時代、プライバシーとか

怖い事件になったりすることもあるので

安心して他人に任せられないというのも分かります。

信頼できるひとと一緒に

家族他人関係なく子育てする

世の中が来たらいいなと思っています。

 

 

 

私がお勤めしていた時代は

「結婚したら仕事は辞める

妊娠出産したら仕事は辞める」

という雰囲気で

 

職場に妊婦がいると

妊婦になにかあったら危険だから

(辞めて)とか言われていました。

 

仕事を取るか子供を取るか

の選択に迫られる。

 

専門職に就いている人ほど

代わりがいないという理由で

休めない。

 

同僚も自分の負担(仕事)が増えることを嫌がる

お互い様で回りまわって

今度は自分もそうなるかもしれないし

みたいには思えない。

(過去にお世話になった経験のある人は協力的)

今の自分の負担が増えることが嫌。

平等公平均等って権利を主張し

いいことのように聞こえるけど

必ずしもそうであるとは限らない場合もあるのです。

 

 

私は仕事を選びました

子どもが欲しいと思ったこともありましたが

過酷な状況で仕事して妊娠出産して子育てすること

ができるとは思えなかったのです。

どれも責任あることなので

ちゃんとやりたいという思いもあったけど

本音は自信がなかったのです。

(婦人科系疾患を持っているので

 妊娠する確率は低かったけども)

 

だからこそ

これからは

妊娠出産してもいいかな

と思える環境が大事だと。

少子化問題はこれも課題だと

私個人としては思っています。

 

少子化問題はほかにも思うところがあるけどね。

 

 

 

皆様はどうお考えでしょうか?