感謝感激!悲しいギャップ | やきとんあかね

感謝感激!悲しいギャップ

内装工事が着々と進行する中で、今回の災害で壁の一部が剥がれ落ちてしまった。
壁は補修すればいいのだが、問題はこればかりではない。
物流をはじめとする問題が燃料や食品、生活雑貨、日用品にまで波及する一方で、
内装資材に欠かせない材木も入手困難と大工の棟梁から聞いた。
オープン2週間前で工事中断。。。
それでも最大限尽くしてくれる棟梁に感謝感謝です。

厨房機器が明日搬入される。
物流手配が非常に困難な状況で、ネットで探した相模原のショップの方が
「何とかします」と、日曜出勤で自ら運んでくれると言う。
メール、電話のやりとりだけで、一度も合っていない私に対して
これ以上ないくらい迅速好対応。
感激です。有り難うございます。

感謝感激の余韻に浸りながら、さくらの蕾が開き始めた多摩川の河川敷で
愛犬ボーの散歩中に悲しい光景を目の当たりにしました。
土曜日といえば、少年野球やサッカー、ママさんテニスなどでいっぱいのいつもの河川敷も、
今日はポツポツと人影が見える程度。

ボーがいつもの場所でうんちんぐスタイルをしたその方向に、
視力2.0の遠視がブルーシートを広げ30~40歳くらいの5~6人のご家族がビール片手に
花見をしている方々を捉えました!
いつもなら長閑な光景も思わず目を疑った。

報道でアスリートがよく「プレーで感動させて支援したい」とかエールを送りますが
この人たちは「お花見で幸せを伝えたい」とでも考えているのでしょうか?

「何もこんな非常時にしなくても…」と思いながら、うんちを拾っていると、
「近くで犬に糞させんなよっ!」みたいな目つきでこっちを見てる。

悲しいな。こんな人間にはなりたくないな。
と思っていると、その気持ちがボーにも伝わったようで、シートの目の前でオシッコ。

感謝で埋め尽くされた心に、ポッカリ穴が空いてしまった一日でした。


$やきとんあかね