少し嬉しい報告です。
 
食品添加物の表示についての消費者庁の態度が少し変わってきました。
 
最後まで読んでシェア拡散して頂けたらありがたいです。
 
消費者庁が動いたのは、皆さんがガンガン消費者庁へ抗議の電話をして頂き、また国会議員との意見交換会にも全国から大勢の方にオンラインで参加してもらったおかげです。
 
何より4人の国会議員に消費者特別委員会で大臣に厳しく問いただして 頂いたことも大きかったと思います。
 
国会で大臣から本当に無添加であり化学調味料不使用であれば 消費者庁は何ら処分できない旨の答弁を引き出すことができました。
 
生協および業界・市民団体合わせて77、多数の個人の方から賛同を頂いています。

真面目に無添加食品を作っている業者、多くの市民が一緒になって
これまで通り無添加・化学調味料不使用などの表示を堂々と続けようと 宣言(アピール)したことも良かったと思います。
 
生協の方の話では、これまで消費者庁が頑として許さないと言っていた10の類型のうち半分までは押し戻すことができたようです。
 
消費者庁の食品添加物表示問題の検討会に最初から参加して消費者サイドから発言していたパルシステムの髙橋常務が最新の状況をまとめました。

是非とも読んで欲しいのですが、髙橋さんからの申し出もあり、食品表示問題ネットワークから正式に発表されるまで待ってください。

ところが現場では保健所が消費者庁の意向に沿って、すでに無添加の取り締まりを始めているようです。
 
先日「本場の本物ブランド推進機構」の総会に呼ばれて食品添加物の話をさせていただきました。
 
老舗の八丁味噌など有名ブランドの皆さんが 集まっていて、今回のガイドラインには深刻に悩んでいたようです。
 
私が国会での議事録、これまでの経緯を説明して、弁護士としての立場からも事実であれば問題はないと話させていただきました。
 
皆さんにこれでスッキリとしましたとすごく明るい表情で語っていただきました。 
 
ところが島根県松江の老舗 青山蒲鉾店の青山さんが興味深い話をしていただきました。

マルシェに出品しようとしたところ、あなたのお店だけ無添加の表示を認める訳にはいかないと保健所職員が怒鳴り込んできたそうです。
 
承服できなかったので知り合いの県議会議員さんと保健所長のところに行きいきさつを話したら、保健所長が謝罪して、怒鳴り込んできた職員は職務を外されてどこかに異動されたそうです。
 
闘いはまだまだこれからです。

消費者庁・保健所等から理不尽な話があれば私たち食品表示ネットワークに参加している有志の弁護士でも、当面できる範囲で対応させていただきます。
 

 

食品表示問題ネットワーク