○「起業したい」という思いが出てきた時。興味は大切にしながら、いまの本心を見極めて進む。 | HSP、HSS型HSPのための熱が巡る生き方・働き方と起業相談室【ララマル】

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HSPさん、HSS型HSPさんが、熱と強みを生かして、自分らしい生き方・働き方・ビジネスをする後押しをしています。自身もHSP気質(HSS型HSP)であり、10年以上、個人事業主として事業を営み続けています。

「起業に興味がある」

「自分で仕事をつくってみたい」

 

という相談をいただくことが

よくありますし、

 

ビジネスを立ち上げる

サポートもさせて頂いていて、

まさに進行中の方もいらっしゃいます。

 

 

この道(?)15年、様々な方のケースを

振り返って思うことは

 

「起業に興味がある」という状態から

「実際に起業する」までに

スムーズに至る人は少数派です。

 

 

「どうしようかな・・と、うろうろする時期」

 

「商品を少し売ってみて、また迷う時期」
 
などのグラデーションの時期を挟む人が
少なくないのですね。
 
では、
 
スパッと決められない人は「素質がない」のか?
迷いなく進める人が「成功する」のか?
 
というと、そういうわけでもなく、
 
何年か迷ったりうろうろしたけど
あるタイミングで心を決めて起業して、
 
今では家族を養えるくらいに
しっかりお仕事をしている という方も
いらっしゃいます。


迷ったり、自問自答をやり切って
決めてしまえば、
あとは進めてしまうのですね。
 
 
大切なのは、
 
「起業したい・興味がある」という
自分の声を大切にしながら、
 
「では、今、どうしたいのか?」
本心、望みを細かく見極めることです。
 
そして、
「こうしたい」「こうありたい」と
いま出てくる方向に向けて、動いてみること。
 

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「自分でビジネスをやってみたい」
という思いが出てきて、実際に動いてみて、
 
「モニターのお客さまに商品を売って、
サービスの提供をしてみたら、
 
もっとこの仕事をしたい!と熱が湧いた」
起業する人もいれば、
 
「サービス提供までやってみて、
いい体験だったけど、
チームで仕事する方が好きだな、とわかった」
 
結果的に、お勤めを続ける方もいます。
 
 
後者の場合、ビジネスをやってみたことは
無駄だったわけではなくて、
 
自分の適性や、置かれている環境の良さを
深く理解することで、
 
新鮮な気持ちで仕事に向き合えるようになる
同じ職場でも、納得感を持って仕事ができる
 
などの内面の変化、あり方の変化
起こっているのですね。

 

 

 

起業って、必ずしもやる必要があること
では、ありません。
 
興味が出てきた最初の頃は、
「どちらでもいいんだよな」という
余白を持ちつつ、
 
でも真剣に自問自答をしながら動いてみる。

 

 

結果的に、起業する決断になっても、
保留になっても、起業しない結論になっても、
 
「やってみたい」という思いに
真剣に向き合って、動いてみたプロセス
そのものに価値があるのです。

 

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