このたびの能登半島地震により被害を受けられた皆様へお見舞い申し上げますとともに、被災地の皆様の無事と安全を心よりお祈り申し上げます。


XやInstagramでの新年のご挨拶以降、

投稿に迷いを感じておりましたが、

これまでの教訓からこの投稿に至ります。


東日本大震災の時に発足した
池袋チャリンコ倶楽部で
モットーにしてきたことは、
「心を共にすること」と同時に
「今いる場所で前を向くこと」です。

4年余りと支援としては
僅かな活動ではありますが
その中で感じた、
前を向いていくこと。

心を共にすることで起こせる行動や
傾けられる想いがある。
でも、そうしすぎる余り
動けるはずの自分自身の足が
止まってしまうことがある。
これは活動してみて
初めて分かる事でした。
未だに答えは出ていませんが、
あの時、膝を折ってしまったからこそ
思うのは、
元気を出せる人は元気を出していきたい。
という想いです。

命に繋がる報道、情報の中で、
発言や活動が不謹慎に見える側面もある。
やはり被災地で今現在
苦しい状況を強いられている方々を思うと
どんな発言も、
配慮に欠けているのではないかと
筆が進まなくなります。
でも、私たちの仕事は、
何かを作り、届けていくこと。
立ち上がれる人が立ち上がっておかないと、その姿を見て、元気づけられる人はいなくなってしまうのではないか。そうした直接的な意味だけじゃなく、人は、世界は、繋がっていると思うから、今私が、今いる場所で懸命に生きることで巡るチカラがあると信じて、ここを生きるしかないんじゃないかと、ぼんやりと見出した答えにも至らない感覚があります。

いつ何が起こるか分からない世界だと、私は痛いほど思い知りました。そして、この命は託された命だと、被災地支援を行う中で教わりました。寄付など出来る限りのことを行いながら、想いを傾けながら、今ある場所での活動を進めていきたい、懸命に生きたいと思います。

一刻も早い復興と
皆さまのご安全を
心よりお祈り申し上げます。