『韓国TV珍釣行』のメモリー(その2)
毎度です
さて、韓国ダイワからのオファーで出演することになった韓国FTVの『Great Fishing』ですが、同時期に出演していたのは関東:伊豆エリアのメジナを釣らせては右に出る者がいない磯釣りの達人「丹羽 正」さん、船釣りで超絶的な技巧を誇った日本初のプロ釣り師である「大塚 貴汪」さん、SWではオフショアジギングのエキスパート「古谷 秀之」さんといった錚々たるメンバーのアングラーたちですやんか…
いま考えるとそんな名人・達人たちの中にコッソリと紛れ込んだオッサン1人だけが十段落ちのランク外選手みたいな存在でっから、まるで水平線に沈みゆく真っ赤な夕日の如く、いまさらながら赤面の上に赤面を重ねる思いのオッサンでっせ
てなことで、お仕事とはいえどオッサンが初めて日本を脱出するために「関西国際空港」へと向かったのは16年も前の 2007 年 9 月 のことでおました
さあ、それまでも旅慣れないオッサンですからパスポートの取得に始まってタックル&荷物の空輸など、ややこしい申請&手続きの連続に心身ともに不安感に苛まれまくりますが、頼りないながらもナンとか全ての段取りを完了することができての出発ですから、ホンマにホッとひと安心ですわ
ところが、なんと出発当日には予想もしていなかった「関西国際空港で”迷子”になる…」という、開いた口が塞がらないようなトラブルが勃発しよります
しかもでんな、そんなトラブルを危惧して予定よりもかなり早く空港に到着しているにも拘らず、アホが余裕をこいて空港内をウロウロした事が仇となってキッチリと迷子になってしまうなんて、我ながらホンマに情けなおますわ…
自分が迷子になったのに気が付いたのは予定の大韓航空機への搭乗時間が迫って南側のゲート付近までいったところで 「なんか違うな・・・」という違和感が膨らみ、近くにいた空港職員のお姉さんに尋ねてみるとオッサンが向かう搭乗ゲートは真逆の北端になると言うやおまへんか・・・
するとお姉さんは 「いまからご案内しますので急いで後ろを着いてきて下さい」と競歩みたいなかなりの速足で空港を縦断されて行がれます
…が、その過程でお姉さんのシューズと床が奏で響く 「カツ、カツ、カツ・・・」という16ビートで刻む高いヒール音と、それに合わせるかのように左右に大きく振れるお姉さんのお尻の動き見事にシンクロして、もォ~う、オッサンの視線は一点集中でまさに釘付けですわ(親切にしてもらっているのにスイマヘンなぁ~・・・)
そんな不謹慎な振る舞いをするオッサンにも拘らず、親切で仕事熱心な空港職員のお姉さんのおかげで乗り遅れに「ぎりぎりセーフ」のタイミングで搭乗予定の大韓航空機へとたどり着き、無事に機中の人になれたのでありました
…ところで、オッサンが感心したのは息せき切って「エライすいまへん、遅れてしもて…」と搭乗ドアから機内へ入ったときに美しいCAと男性パーサーが満面の笑みを浮かべて気持ち良く迎え入れてくれフレンドリーで親切な対応に感激したことに加えて、同時に美味しそうな”キムチの匂い”が微かに漂ってきたことでっせ
さすがはキムチの本場から飛んできた飛行機だけのことはありまんな
てなことで(つづく)ですわ