『韓国TV珍釣行』のメモリー(その6) | やめられまへん 投げ釣りはっ!

『韓国TV珍釣行』のメモリー(その6)

毎度ですニコ

 

 

さて、慣れない右側通行の道を走り続けて到着Ⅾしたのは韓国南東部にある海水浴場で(地名や釣り場名は失念してしまいました、なにせ歳でっからネ…)、まずはオッサンが不得意中の不得意とする「サーフからの引き釣り」で”シロギス”を狙うプランで撮影が始まりますおーっ!おーっ!おーっ!

 

 

 

 

 

 

 

釣り場の選択はコーディネーターであるミンさんによるもので、事前に韓国ダイワの日本人スタッフと打ち合わせしてシロギス狙いの投げ釣りに適しているであろうと思われるこの海水浴場(サーフ)に白羽の矢を立てたとのことでっせえー?

 

 

 

ところで、以前にも綴ったように当時の韓国では「投げ釣り」というジャンルの釣りは確立されておらず、おそらくは磯竿やショートロッド等で行う”ブッ込み釣り”は実践されているでしょうが、専用タックルで100m以上もの沖に広がる海底を探り釣るような釣りは一般のアングラー間では行われていなかったみたいでんなにやり

 

 

 

 

 

 

 

 

…となると、シロギスは「どんなジャンルの釣りで釣られていたのかはてなマーク」 となりますが、コレが噓のような話でっけども「韓国ではシロギスは雑魚だから誰も狙って釣らないヨ」 とミンさんから聞き、まるで側頭部を中華鍋の鉄製オタマで力一杯に殴られたように「ガァーン!!」となるオッサンですガーン汗

 

 

そうでんねん、当時の韓国ではキスの扱いは日本で言えばガッチョやハゼ類、ベラ類と同じような低価値しかない”雑魚扱い”で、人気の高いターゲットといえばチヌやグレ、マダイに青物類、イシダイやハタといった底物といった引きの強い華のある大型魚種とのことでっせベルベルベル

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに余談になりまっけども、日本の釣りビジョンのように韓国内で放映されている釣り専門チャンネルの番組を観ると、海から遠い内陸部においては川や湖沼にて釣る 『鮒釣り』 に圧倒的な人気があるようで、その証拠に釣りチャンネルでは鮒釣りの実釣番組が数多く放送されてましたもんネアセアセあせる

 

 

…でっ、ビックリしたのがその番組内における鮒釣りのスタイルで、概ねが岸に据えた小屋付きの台座や足場からの「夜釣り」で、短い延べ竿に電気ウキを装着し、ミミズを餌にズラリと 7~10本程度の竿数を並べてアタリを待つという、いわゆる「数撃ちゃ当たる!?」がレギュラーな鮒釣りスタイルの一つみたいなんですわショック

(この辺は投げの置き竿釣法に相通ずるところがチョットだけあるような…ニヤ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかもでんな、韓国のTVスタッフに訊くと「釣った鮒はリリースしないでチゲ鍋にして美味しく食べる人もいるヨ音譜」とのことで、またもや「お国が違えば・・・」のカルチャーショックを軽く受けるオッサンなのでありましたえーん

 

 

…てなことで、次回はいよいよ「シロギス実釣編」へと(つづく)でっせ