トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の竹内です。

明日こそ、丸1日現場が動く!
と、思っていたら、天気予報で午後から雨マークが…(-_-;)

この連日の雨が、日本の長距離スポーツ界最大のイベントの一つ、ウルトラ・トレイル・マウント・フジ(UTMF)にも影響を与えました。

総距離165キロ、獲得標高差7,500メートル、制限時間46時間で、富士山の周りを走るという、長距離スポーツの究極の大会の一つで、僕の友達も何人かがエントリーしていました。

UTMFはエントリーするだけでも条件があり、対象レースに完走して、ポイントを持っていることが必要になります。
先日、僕が出場した白馬国際トレイルランニングのロングコース50キロも対象レースの一つです。

このレースに出場し、完走することを目標に、何年もかけて準備してきた選手は数え切れないほどいますし、世界中から集まってきた選手もいます。

優勝を狙う選手、昨年の自分を超えることを目標にする選手、あるいは、最初で最後の挑戦に賭ける選手もいると思います。

僕もいつかは出場してみたいと思っている、目標のレースのです。

そんなUTMFのスタートが、今日、9月23日(金)13時に予定されていたのですが、悪天候により、コース短縮となってしまいました。

UTMFを何年もかけて実現した実行委員長であり、日本トレイルランニング界のレジェンド、鏑木毅さんは涙を流しながら発表したそうです。

鏑木さんはトレイルランニングを愛していて、ただ、自分が走るだけでなく、選手が楽しめる大会を数多くプロデュースし、作り上げてきました。

そんな鏑木さんが、自ら作り上げた大会の短縮を決断し、発表するのは、まさしく断腸の思いだったと思います。

苦汁の決断ですが、選手の安全を優先した英断であることは間違いありません。

来年、また多くの選手たちが富士山に集い、素晴らしいレースが開催されることを願っています。

ではでは。