11月に入りました。数日前から、気温も少し低くなってきました。秋も中盤ですね。
本日は、呼吸法の体操の上級編「8の字」と、そのアレンジの「リクライニング」の様子を、ビデオでご紹介します。
モデルは、先日のブログに登場いただいた、心のお医者さまの中山由紀子さんです。
まず、「8の字」。椅子に座って、主に身体の上体を使って、数字の8をなぞりながら、口を開けて吸って吐いてを繰り返します。この時、口は開けているだけで、腹部を大きく動かして呼吸を繰り返します。
次にアレンジの「リクライニング」。椅子に座って、上体を倒します。ヤジロベエのように腰骨の1点で上手くバランスと取ります。この時、呼吸は「8の字」と同じように、口は開けているだけで、腹部を大きく動かして呼吸を繰り返します。
呼吸は、更に深くなります。体勢は腹筋で支えるのではなく、呼吸時の腹部の筋肉の伸縮の仕方と、身体の緩み方で、勝手にバランスが取れるのです。不思議なくらい苦しくないのです!
これらがスムーズにできるようになると、どのような体勢でも重心が落ち着き、身体の無駄な力を緩めて、使うべき筋肉だけを使える身体に変わっていきます。
歌う時には勿論、呼吸のバランスが良くなり、声のコントロールが上手にできるようになります。
由紀子さん、緩みの中で身体が使えるようになってきましたね。身体と心の声が、更に聞き取りやすくなったと思います。
お疲れさまでした。
ありがとうございました。m(_ _)m