2019年、皆さんにとってどんな年でしたか?



私は一言で言うと「耕す」で
地味なのだけど
とてもとても大切なプロセスでした。




2012年からずっと
心の世界の勉強をしてきました。



そして2018年には
頭の中に描いていた到達点に辿り着いた。



そして2019年
階段を登る足を止めて
半径5メートルの世界を整え
じっくり内観をしてたように思います。



何の理想も掲げないで
何の目的も持たないで
何の予定も立てないで
誰の為にも生きないで
やるべきことを持たず
日々を淡々と生きる。



ある意味そういうことは
私の中のタブーでもあったのです。



言い換えたら
私はその逆でなければ
生きる価値などないと思ってたし
人生が無駄なものになると思いこんでたのです。



それはこちら側に来てみないと
分からないことでした。



武器をおろし
鎧を脱ぎ
肩の力を抜いた先に
私が求めてやまなかった安心感がありました。



そうしたらもう
足そうとすることが
出来なくなっていったのです。



今年の私にとって「足す」ということは
新たな武器を手に入れるようなもので
誰と話してもそんな侍な私を止める言葉ばかり。
ありがたいことに。




ぢんさんの衝撃的な独白がありましたね。



私はそれを知って
自分の中で「不倫」「浮気」というものを
タブー視してることを再確認しました。



人がするにはあまり何とも思いません。
それはその2人だけの
プライベートな出来事だと思うから。
外野がとやかく言うことではありません。



ただ、私が不倫をしたり
夫が不倫をすることに関しては
おそらくそういうことが起きたら
とても平常心ではいられないと思いました。



想像してみたんです。
夫がもしそういうことをしたら、と。



最初は怒ったり、泣いたり、暴れたり(笑)
絶望感に襲われるだろうなと思いました。



でも、彼が彼として生きるために
それはどうしても必要だったんだろうとも
きっと思うんじゃないかと思います。



何故なら、
「彼という人間が決めることなら」という
信頼感があるからです。



そして
夫の人生は私のものではない。
私だけが彼を満たせるわけじゃない。
それはよく分かっているつもりです。



けど、そうなる前に
話し合っておきたいと思うのが
正直な気持ちです(。-_-。)



まあ、起こってみなくちゃ分かりませんね。



じゃあ私はどうなんだろう。



私が他の男性に性的な何かを埋めてもらうことが
この先絶対に無いとは言えませんよね。



でもそうなる前に、夫との関係は
分かりやすくバランスを崩すだろうと思います。



つまりそういうことをする前に
夫との関係は既に終わってる気がします。



そして私が去年末から活動を減らしたのも
このまま進んで行ったら
そのバランスが崩れることがわかっていて
減らした部分もあると思います。



そしてこの先の人生を生きるためには
今一度、自分という土壌を耕すことが
必要だったんだと思います。



スランプというよりはプラトーでした。
次のステージに向かうための踊り場みたいな。



ここのところ
ものすごい勢いで気づきが起こっていて
でもそれをここに書く気持ちが湧きません。



夫や、直接会った友達に語るだけでいいと
感じるのです。



その気づきがこれまでとは違い
より深く核心的なものだから
あまり人目に晒したくないという感情も
あるようです。



私がカウンセラーとして相談を受けるとき
なるべく個室で行うことを大切にしてきたのは
そういうことでした。



心の話をするときに
プライバシーが守られた空間で
やりたいと考えてたのです。



それは大学時代に学んだ
治療構造の枠組みという概念が
私の中にずっと残っていたからです。



時間、場所、料金、カウンセラー
という枠組みがしっかりあるからこそ
心の世界が自由に表現され
対話が深まっていくのだという思いは
心屋カウンセラーになっても変わりませんでした。



そして本当のことを言うと
私自身のプライベートをここで語ることにも
常々少し違和感も抱いていました。



私という「個」を詳細に表現することで
相談者さんが
自分自身に集中出来ないかもしれないと
心の何処かで思ってもいたのです。



私の気づきに引っ張られて
相談者さんの気づきのオリジナリティーが
歪んでしまうことは嫌でした。



心理学の世界では
カウンセラーが自分のことを語らない
というのもセオリーだったりするのは
そういう意味もあるのです。



まあそれは綺麗事かもしれません。
私が私のことを晒すのが
どこかいつも怖かったのも大きいと思います。
それが大きな気づきであればあるほどに。



そしてその「怖い」という感情を
私自身が否定していたようにも思います。
そんなのは心屋的じゃない!と(笑)



けど、その怖さから「守る」ってことも
やはり大切なことだと最近思います。



結局、人それぞれ
合うやり方があるってことかなと。






来年はどうなっていくのか
このブログを続けるのかさえ
今のところ何にも決めてません。 



もしかしたらここは閉じて
別の場所で語るのかもしれないし
日記のようにこのまま書き続けるかもしれないし
語ること自体をやめるのかもしれない。



まあ、ただ心の赴くままに
生きていきたいなと思っています。



今のところ
心の世界への探究心は、衰えるばかりか
読書量は増える一方です。



なので
心理カウンセラーに戻ろうが
サラリーマンになろうが
専業主婦であろうが
心の世界の探求は続けていくつもりです。



ユング心理学、仏教、禅が
今の私には面白くてたまりません♡



目の前で起こる出来事や
スマホの中で目にする出来事や
誰かの言動に振り回されず
そこで私がどう感じて、考えて
どう在りたいと改めて思うのか。



そういうことを大切にしたい。



だってこの世界は
「私」が創っているのだから。



皆さん、良いお年を。