優位感覚とは? | 不登校受験合格家庭教師 【君津木更津】はらぞの先生の学級日誌

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優位感覚とは、人間の持つ五感のうち
一番研ぎ澄まされているのはどれか?
という切り口で人の感覚を見たものです。

これは人それぞれ違うと言われています。

元ネタが何かはわかりませんが
NLPコーチングという分野の本に
詳しく書かれていました。



優位感覚は大きく分けて3つです。

視覚

聴覚

感覚(触覚、嗅覚、味覚)

どれも多くの人に備わっている機能です。
そしてほとんどの人がどれも使えます。


ここでは『優位』とついているので
一番得意なのは?ということです。



視覚優位の人は

目で見た情報を記憶したり、説明したりするのが得意です。
話し言葉の特徴として
物を表現する形容詞をよく使います。
丸い、きれい、大きい、赤い、などです。


聴覚優位の人は

耳から入ってくる情報の処理が得意。
リスニングテストが得意だったりします。
話し言葉の特徴として
擬音や属性情報をよく使います。
ツルっと、キンキン、ドンドン、
「誰々のえんぴつ」「冬の食べ物」など。


感覚優位の人は

手で触ったり肌で感じたりすると
色んな情報を入手するのが得意です。
話し言葉の特徴は、
感触や感情面を重視します。
とげとげした、胸がざわざわ、
美味しそう、あったかい人ね、など。




この優位感覚を自覚して

学習スタイルに取り込むことで

苦手科目を得意科目に

変えることも可能です。



例えば

暗記が苦手と思っていたけど
実はノートに書くのが苦手なだけで
単語帳で見て暗記に切り替えたところ
一気に頭に入ってきた!


リスニングが苦手だと思っていたけど
単語を覚える時に目で見て覚えてただけで
音読しながら耳で覚えるのを取り入れたら
テストで点が獲れるようになった!


教科書を読んでも全く理解が出来なくて
もはやヤケッパチになっていたとしても
自分で図を描いたり、実験をしたしたら
あっという間に理解できた!



そんなことが当たり前のように起こります。


あくまで得意な感覚についての話なので
取り上げた方法に固執する必要はなく
うまく勉強法がマッチするまでは
トライ&エラーをしながら
お子さんに合った学習スタイルを
お子さん目線で見つけてください。