今話題の「オートファジー」がからだに及ぼす影響とは? | トータルフットケアサロンR・foot

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~ハイヒールを履いても痛くならない美脚作り~

2016年ノーベル医学生理学賞を授与された

東京工業大栄誉教授の大隅良典(おおすみよしのり)氏

 

大隅氏は、生物が細胞内でたんぱく質を分解して再利用する

オートファジー(自食作用)

と呼ばれる現象を分子レベルで解明

生命活動を支える最も基本的な仕組みであることを突き止めました。

 

これは、がんアルツハイマーパーキンソン病などの神経疾患

様々な病気の大いなる改善が期待されます。

 

オートファジーの語源は

ギリシャ語オート=自分 ・ ファジー=食べる

 

この作用は

細胞内不要物のリサイクル

生命維持の根源

 

という大切な役割を担います。

 

 
 
 

 

かつて東京大学助教授だった大隈氏は

微生物の一種「酵母」を栄養不足で飢餓状態にすると

液胞と呼ばれる小器官に小さな粒が次々とたまる様子を顕微鏡で見つけました

(1988年)

 

これは、酵母が自らの細胞内にあるたんぱく質などを液胞に運び込み

酵素を使って分解するオートファジーの過程です。

 

その後、飢餓状態にしてもオートファジーを起こさない酵母を見つけ

正常な酵母と比較することでオートファジーを起こす遺伝子を突き止めることに

成功しました

(1933年)

 

オートファジーは

人を含む哺乳動物で起きていて、生命を維持する根本的な仕組みとされています。

これに異常があると細胞にごみがたまり病気につながるのです。

 

 (毎日新聞より画像をお借りしました)

 

 
 
 

 

 からだの細胞は常に入れ替わっています。

新たな物質の「合成」と「分解」が繰り返されているのです。

 

 オートファジー(自食作用)

不要物などを分解してリサイクルもする細胞内の働きです。

この働きにより

たんぱく質はアミノ酸というエネルギー源に変化したり

たんぱく質生成の材料に変化したりもします。

 

また、不要となった物質や病原体も分解することで生命活動を維持します。

それを解明したのが大隅氏なのです。

 

大隈氏のノーベル賞受賞により

この「オートファジー」という言葉が一気に浸透したわけですが

アメリカでは正常な「オートファジー」を促す

最新技術を駆使した製品開発がすでに行われており

製品化も進んでいるそうです。

 

今後の「予防医療の進歩」に大いなる期待をしています。

 

最後に、専門家おススメの著書

 

 

 

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