その1「オーディション秘話」
わたしが合格した太田組のオーディション。いくつか台本があって、他の人たちは何回かやらせてもらってるのにわたしは1回きりで終わってしまって、ああ興味持たれてない終わった!って思ってたら合格…。
太田組でご飯に行ったときにそれとなーく聞いてみたら、わたしが唯一やらせてもらった「のっぴきぴきぴきぴっきぴき♪」って突然歌い出すっていう演技を観て「ん。これ♡」って感じで決まったそうです。
んで、「やたおさ、普通にしててもヤク中みたいなとこあるよね。それで行こう。」って言われました。
お?
その2「貧乳騒動」
わたしは貧乳です。
でもさ、普通に生きてたら貧乳だからって困ることって無いじゃん?無いよね?無い無い!なーい!
だから、なんだかんだ言いながらも本心では別に貧乳でも全然いいじゃない!って思っていました。
が、今回の衣装的に貧乳だとマズイってなって、22歳にしてついに自分の貧乳を嘆きました。
ドンキで「5倍盛り!」と謳ったヌーブラを買い、衣装さんにもバニー衣装の胸部分に色々と細工していただいたり、なんならもう肌に直接ハイライト塗って膨らんでる風を装ったりして、なんとか乗り越えました。
ふと思った。
ビキニ着て海に遊びに行こう!とかなったとしたら、わたしどうするつもりなんだろうって。
仮病つかお仮病。
その3「太田さんのチョコレート」
我がチームの脚本・演出の太田善也さんは、みんなによくチョコレートをくれました。
稽古場に入ってきて、太田さんがおもむろにコンビニ袋をゴソゴソしてるときは大体チョコレートを配ってくれるとき。
そしてその直後には必ず太田さんからの重大な一言があって、みんなでチョコレート片手に大騒ぎするという一連の流れがありました。なんかものすごく楽しかった。
ちなみに稽古終盤になってきた頃、チョコレートからプリンにグレードアップしました。
極みプリン、おいしかった!!!!太田さん最高!!!!
その4「安定の妖怪」
今年のラフカットには我がカンパニーからタナカツさんこと田中克宏さんと中川が出演しました。
「あの、タナカツさんと同じ事務所なんですよね?なんであの人あんな変人なんですか?!」だとか
「ちょっとおたくの先輩変人すぎるんですけどどうしたらいいですか?!」だとか
色々とクレームを貰いました。
色んな場所に出現するたびにその場を掻き乱して明るくして「アヒャヒャ」とか「ムケケケ」とか言いながら去ってゆくタナカツさんはきっと妖怪の末裔!
その5「塩田さんセラピー」
第3話「踊り場のハイソックス」の脚本・演出の塩田泰造さんは愛情と愛嬌に満ち溢れたような方でした。
塩田さんとお話したりしてると「売れてなくても人間は人間だ!わたしはちゃんと人間だ!わたしはわたしを諦めない!」っていう気持ちがひっそりと湧いてきました。
わたしはこの現象を塩田さんセラピーと名付けます。
余談だけど、塩田さんはいい香り!
その6「パパの稽古着」
「愚かなる人」での主人公ともいえる正(変態)(デリヘル呼んだらそこで働く息子と10年ぶりに再会しちゃったパパ)(ブラジャー&ガーター姿)を演じた西本泰輔さんは稽古用に衣装とは別のブラを用意していました。
それがまたピンクで可愛らしくて、それでいて華美ではなくてスポーティーな感じで、なんか稽古着に相応しい感じだった。
稽古着に相応しいブラって何だよ!って思うじゃん?でも、なんか、相応しいんだよね。ほんと可笑しい…!
その7「転換」
ラフカットでは1話ごとに舞台セットを転換するのですが、それは主にキャストがやっています。
みんな黒づくめの服を用意して、しれーっとクールに作業します。ちなみにわたしは金髪だったのでフードを着用してました。そうなるとわたしほんと性別不明。へこむ
わたしは1話終わりに下手奥のゴミ箱のハケからの2話のイスを出すという任務と、2話終わりに上から降ってきたキラキラの紙をかき集めるという任務を遂行しました。
キラキラの回収は特に必死だったので、見ててくれた方がいたらうれしいです。「なんかあのフード被った人必死すぎてやばくね?」って思ったとしたらたぶんそれ間違いなくわたしです。
その8「女子楽屋でのBP」
第1話「カウボーイ、道に迷う」の劇中で、BP(バースデーパスォーマンス)という踊り的なものがあったのですが
そのシーンになると楽屋のモニターの周りにわらわらと人が集まってきて、一緒に踊り出すという儀式がありました。
その様子をこっそり横目で見てたんだけど、みんなのBPスキルが日に日にアップしてた。千秋楽とか、もうね、完璧だった。
ぬましゃまー!
とりあえずそんな感じ。
続くかどうかは知らない。たぶん続かなーい!
ではまた!
あ、もう金髪じゃなくなったよ。