「素敵な世界」裏話です。
物語の世界観とは離れたところでクスッと元気になった思い出をまとめてみたよ。
あの重みのある作品とは全く違った小ネタ集になってます…
オスズマーメイド
おすずこと木村涼香ちゃんがだんだんアリエルに見えてきて、本人にも伝えたら喜んでくれました。
「ほんとですか?!嬉しいです!わたし海が好きなんですよ!人魚になりたいです!」とのことだったので、「まあおすずの場合は上半身が魚でしょ?」ってイジリが始まり…じゃあアースラの魔法使ったら足が4本になるじゃん!とかなんとか、4本もあったら脱毛大変じゃん!(by.廣瀬綾)とかなんとか、おもむろにI字バランス(←おすずの特技)しはじめる半魚人やばいね!とかなんとか、死ぬほどどうでもいい話で盛り上がったとある日の女子更衣室…
近くを通りかかった小寺さんが「あなたたち一体何の話をしてるのよっ!」って不審がってました。
ちなみにおすずが1番好きなディズニーキャラクターは、ポカホンタスです。アリエルちゃうんかい
ももちゃん
聖歌隊の仲間、わたし演じるサエと親友的な間柄なユアちゃんを演じた林ももちゃん。
前髪を上げてリボンで結んで、とってもかわいかった。とってもかわいかった。
けど
途中からガンコちゃんに見えてきた。
ももちゃんのピンク色のイメージと、頭のリボンと、くりっとした目、丸いほっぺ…そして後頭部の三つ編みがいい感じに恐竜の背ビレ(?)に見えて…完全にざわざわ森のガンコちゃん!まあ、ともざわ森のガンコちゃんということで。お後がよろしいようで。
D☆Dの絆
今回DIAMOND☆DOGSから咲山類さん小寺利光さんTAKAさんが出演されました。類さんたちを見てると、いかにDIAMOND☆DOGSが素敵なチームであるかがビシバシと伝わってきました。深い信頼関係があって、お互いに尊重しあっているように見えました。
カーテンコールの位置を決めているとき、友澤さんが「TAKAはどこに並ぶか?」と話してたらTAKAさんが「やっぱメンバーの近くがいいすね」と。
何気ない一言だったけど、何気なさすぎてわたしは猛烈に感動した!ユニットって素敵!
D☆Dの絆 番外編
稽古場にて。TAKAさんが類さんの座ってる横に立ち、真顔でそっと類さんの耳たぶをつまんでいました。おふたりとも特に見合ったりすることなく、おのおの正面を向いたまま、水を飲むように息を吸うように自然に、そっと耳たぶをつまんでいました。しばらくして類さんが「…ってオイ!」的なリアクションしてたけど、それまでのシュールな時間が忘れられない…
許せる私は幸せ
大類果恋っていう、わたしのことが大好きな人がいるんですよ。わたしは大類果恋っていうわたしのことが大好きな人にかれこれ8万回くらい迷惑かけて怒らせてるんですね。
そんな大類果恋っていうわたしのことが大好きな人に書かれたソロパートの歌詞は「許せる私は幸せ」
それを見てわたし、やっぱ友澤さんって天才だと思った。
かれんちゃんのこと怒らせて、「許せる私は幸せ~♪」って歌って余計に怒らせる未来が見える。見えるぞ。
古澤さんの特技
古澤さんは多才な方です。歌はもちろん、ピアノも弾けるし、亀井くんの恋愛相談にも乗れるし、バレーボールも出来る。バレー部あるあるだけど、逆立ちも出来たそうです。一体何者なんだろう。まあそれは置いといて、そんな古澤さんの特技は「お手玉」と当日パンフに書かれていました。歌やピアノや亀井くんやバレーや逆立ちを差し置いてお手玉?!って思って、
「特技お手玉なんですか?!」と問い詰めたら「そうだよ、何でも回せるよ!」と言って、スリッパで実演してくれました。2秒くらいで落としてました。
イーンチキ~♪嘘だ嘘だ嘘だ~♪
(いやきっとほんとはちゃんと出来ます)
古澤さん その2
何の流れでそうなったのかは忘れたけど、稽古中に友澤さんが「優しいって褒められる男はダメだ!他に褒めるところが無いからとりあえず優しいって言われるんだ!」と言っていました。へーそうなんやーって思ってたら視界の端で崩れ落ちる人影が…!それは古澤さんでした。まさか何か心当たりが…?
いや古澤さんはたしかに優しいけども、あのほんわか優しげな目に8割方の女子は死ぬけども、それだけじゃないやい!ご自身には厳しく、人や芸事に誠実で、尊敬するところたくさんあって、そのうえ歌えるしピアノ弾けるし亀井くんの恋愛バレーが逆立ちでお手玉なインチキでワンダフルワールド。ふぅ、なんの話だっけ?
司祭さんとの溝
咲山類さん演じる嵯峨美司祭の子分である聖歌隊のわたしたち。初日乾杯のときに類さんに「わたしたちは彼氏もいないっていうのに司祭さんったら夜の教会で女性と密会してるだなんて!司祭さんのばか!えっち!」って子分一同ニャーニャーと文句を言ったところ「みんなだっておれのこと置いていくやんか…」って拗ねておられました。「みんな瀬田について行って…おれだけ取り残されて…」って。あ、なんかすいません
司祭さんへの差し入れ
わたしは2幕で司祭さんにクッキーを差し入れる役でした。たぶん類さんとのちゃんとした初会話は「司祭さんってクッキー食べます?アレルギーあります?」だった気がします。ちなみにアレルギーは無いらしいです。
お酒大好きな類さんを見てて思ったんだけど、あのときクッキーじゃなくてビールを差し入れてたらその瞬間に素敵な世界だったんじゃないかなと。あの苦悩の表情、厳格な態度をほぐすツールはクッキーではなくビールだったなと。
その旨を類さんに伝えたところ「ほんまやで!ほんまそれ!」とおっしゃってました。あのときビールを差し入れてれば、司祭さんはあんな辛い思いもせずに即ほにゃにゃんとなって、わたしたちは死ぬことなかった…なんてね。そんなわけあるかい
イチゴ事件
Twitterにも買いたけど、こんな事件がありました。
この事件、類さんが「おれが間違えて渡したせいやから汚名返上しといてな」と言ってくださったので汚名返上させていただきます。
わたし、イチゴ泥棒じゃないです!冤罪や!
にしても、楽屋に駆け込んできて「やたお…イチゴどうした……?」と問いかけてきたわたしのマネージャーさんのあの鬼気迫る顔…何事かと思った!
やっぱり超人
友澤演出といえば、吠える翔ぶ吠える。友澤さんはわたしたち20代の身体能力なんて余裕の余裕で超えてる雑技団並みの運動神経で、いつも吠えて翔んで吠えてます。
でも今回あまりそういう場面を見ませんでした。
そういや今回友澤さん翔んでないなーって思ってた
ら、
なんか、高いところにとまってた。
鳥…なの……?
やっぱ友澤さんは友澤さんだ。
そういうところが大好きです。
まだまだあるけど、キリが無いのでこの辺にしときます。
現場で学んだこと教わったことの他にも、こういった楽しかったこともたまには思い出して元気を出そうと思います!ありがとうございました!
中川知子