あなたの知らない世界(教授研究室棟会議室) | 最低最悪な矢沢永吉私設ファンサイト管理人のブログ。まともな矢沢ヲタは、来ちゃダメ!
真夏の怪談話だったはずが、サボりまくってたらもう冬ですよ!(笑)

B級グルメネタは溜まる一方だし、書きたい矢沢ネタもあるので、重い腰をあげて、怪談話のラストに突入だ!

ラストを飾るのは「教授研究室棟会議室」の話である。

この大学の警備の仕事で、数々の恐怖体験をしてきたヲイラだが、その中で一番怖い思いをしたのが今回の話なのだ…。



教授研究室棟はいくつかあるのだが、この建物は3階建ての小さな建物。

教授が全員退出してから巡回し、施錠を行う。


ある時、研修中の警備員が2名いた為、仮眠室のベッドが足りなくなってしまった。

仕方がないので大学から許可を得て、隊長であるヲイラは、教授研究室棟会議室のソファーで仮眠をとるコトにした。

仮眠時間になったので、無人の教授研究室棟に入っていったヲイラ。

会議室のソファーに横たわり、毛布をかけて寝ようとしたところ、廊下から足音が聞こえてきますた!

「まだ教授が残ってるやんけ!今日巡回したのは、どこの馬鹿野郎だ!」と思いながら起き上がるヲイラ。

足音は、だんだん会議室に近づいてきます。

「会議室に人がいたら、教授が驚くであろう。びっくりさせる前に、扉を開けて挨拶するか…」と考えながら、扉を開けたヲイラ。

が、扉の向こうには誰もいません…。

確かに足音が近づいてきたのに…。



「聞き間違えたの☆カナ!?」っと思い、扉を閉めてソファーに戻ってヲイラ。

すると再び足音が聞こえはじめました!

あわてて扉まで戻り、扉を開けるヲイラ!
しかし、やはり誰もいません!

全身に鳥肌をたてながら扉を閉めると、再び足音が!
昔の病院とかで使われていたビニールスリッパで、ペタペタと歩き回っている音がします!怖い!!


そして、会議室から離れた所で聞こえていた足音が、またもや会議室に近づいてきます!

恐怖に怯えつつ、扉の鍵を施錠するヲイラ。
霊が相手なので、鍵なんか閉めても無駄なはずなのに…。(笑)
実に無駄な行動だといえましょう。(爆)


「ノブが回ったらどうしよう…」と思いながらノブを見つめるヲイラ。
はっきり言って泣きそうです。(笑)

しかし、足音は再び会議室から遠ざかり、離れた所で歩き回っています。


「今がチャンス!」と思ったヲイラは、会議室の窓から脱出し、警備室にダッシュで逃げ戻りました。

窓を未施錠状態のまま逃げ出すとか、最低の警備隊長だと思いますが、背に腹は変えられませんからな!(笑)

顔面蒼白で警備室に入ってきたヲイラを見てびっくりしてる部下達に、今あったコトを説明するヲイラ。
部下達も恐れおののいています。

「窓が未施錠だから、施錠しなくてはならぬ。誰か行ってきてくれたまい!」と声を掛けますが、どいつもこいつも返事をしやがりません。(笑)

「君達の警備員としての資質を疑うぞ!誰か行ってきたまい!」と再び声を掛けるも、やはり誰も返事をしません。
実にだらしない警備員共です。(笑)


結局、誰も行こうとしないしヲイラも行きたくないので、窓は朝まで未施錠でした。
ホントにダメな警備会社だと言わざるを得ませんな。(苦笑)



実は、この話には後日談があります。

この教授研究室棟には、いつも遅くまで残っているT教授という方がいました。

「この教授さえ帰ってくれれば、教授研究室棟が閉めれるのに…」と、いつも苦々しく思っていたのですが(笑)、足音騒動があった時位から、T教授が早く帰るようになったのです。

「ひょっとして、T教授も…」と思ったヲイラは、警備室の前を通りかかったT教授に、「先生!最近帰りが早いですね!」と声を掛けてみました。

するとT教授は、ヲイラに近づいて来て、こう言うのです。

「隊長さん…あそこ出るんですよ!隊長さんだって知ってるんでしょ!?」

T教授曰く、最近は無用心だから、夕方になってT教授以外の教授が帰宅したら入口の扉を施錠して誰も入ってこれない状態にしていたのにもかかわらず、廊下で足音がするので気味悪いとのコトなのだ!

「その足音って、昔の病院のスリッパみたいな…」と聞くと、やはりそうだとのコト。

おまけにT教授は、女の霊まで見てしまったらしく、かなり怯えてますた。(笑)


それにしても、あの足音は一体…。


世の中には、説明できない摩訶不思議なコトがあるのです…。



これで某大学の怪談話は、おちまい!


B級グルメと矢沢話に続け!!