さて、メンバーの入った店に偵察部隊を送り込んだヲイラ達は、近くの店で待機するコトにしました。
なんか大きい店で、円形のテーブルだったような記憶がありますが、何しろ酔っぱらってたので、あんま覚えていないのだ。(笑)
外で話している時に思ったのですが、青森のヲタ達の津軽弁が凄い!
何を喋ってるのかがわからない時も、ちょいちょいありましたからな!(笑)
途中でナンパしたお姉ちゃんは標準語に近かったので、「ヲイラの通訳として、チミは隣に座りたまい!」と言って、さり気なく強引に隣に座らせるコトに成功しますた。(笑)
酔っぱらっていても、そういうトコだけはしっかりとしてるんですよ!ヲイラは!!(爆)
通訳云々の会話を聞いていた青森のヲタ達が「地元の人じゃないんですか⁉」と聞いてきたので、「横浜だよ。横浜って言っても青森の横浜じゃなくて、関東の横浜だよ」と言ったら、たまげてますた。(笑)
偵察部隊が状況報告をしにきた時も、「この人、横浜から来たんだって!横浜って言っても、陸奥横浜じゃね〜ぞ!!」と興奮して喋っていた程です。(笑)
そう、青森にも横浜という地名があるんですな。
そしてあの頃はまだ、遠征先で知り合った地元ヲタに「横浜から来た」って言うと、皆びっくりしてましたなぁ。(笑)
「そんな遠くから!」って気持ちと「永ちゃんの横浜!」って思い入れからか、腐れ外道ヲタであるヲイラでも、尊敬の眼差しで見ていただけてましたからな!(笑)
いい時代だった!(爆)
さて、肝心の矢沢永吉なんですが(笑)、「永ちゃんは、まだ店にいない」という第一報を持ってきたので、偵察部隊を再度店に潜入させ、続報を待つコトにします。
しかし、ナンパしたお姉ちゃんとの会話が楽しくなってきたヲイラは、「矢沢なんか来なくてもよろし!どうせ明日、空港で会うしな!!」という気分になってまいりました。(笑)
ホントに青森まで行って、何やってんだ⁉ヲイラは。
1時間半程して、「永ちゃんが来る気配がない」と偵察部隊が戻ってきたので、そっからダラダラ呑んで解散。
その後はお姉ちゃんと別の店行って、朝まで呑んでますた。
矢沢が来なくて、ホントによかった!!(爆)
翌日。
酒臭い息を吐きながら、よれよれの二日酔い状態で空港にたどり着いたヲイラ。
ヲイラの予想では、矢沢と同じ便のはずです。
土産を買っていると、メンバーが続々とやってきます。
「よし、予定通りだ!」「ツアー二本目が終わったばかりだからサインはしてもらえないだろうが、万が一ってコトもあるしな!」と思いつつ、マジック&色紙を鞄から取り出すヲイラ。
二日酔いでも、そういうトコだけはしっかりとしてるんですよ!ヲイラは!!(笑)
そして、矢沢の身柄を確保する場所を決め(笑)、到着を待ちます。
しかし、メンバーは機内に入ってしまい、ギリギリまで待つも矢沢は現れず·····orz
「やっぱ昨夜、矢沢が来てくれた方がよかったんじゃ····」と後悔しだすヲイラ。(笑)
「矢沢は来なくてもよろし!だの、矢沢が来なくてホントによかった!だのと、思うんじゃなかった····」と後悔の念は尽きません!
「真面目に生きなきゃな····」と海より深く反省しつつ、機内に入りながら矢沢が座るであろう座席を見てみると、二人分空いています!
座席に着いて、「どう考えても、あすこは矢沢とマネージャーの席だよな⁉」と思っていると、モアイ像のように巨大な顔をした男が、ハンチングをかぶって登場しました!
そう、人気ロック歌手の矢沢永吉さんです!(爆)
どうですか⁉正義は勝つんですよ!
ついさっきまで反省していたコトなどすっかり忘れ、「うひょひょひょひょ〜!」と、ほくそ笑むヲイラ。
腐れ外道ヲタの本領発揮です!とんだ正義があったモノですな。(笑)
青森空港で矢沢の身柄を確保できなかったのは予定外でしたが、これでチャンスの芽が出てきました。
さて、どうするか⁉
サインを貰うのならば羽田空港ではなく、飛行機の中の方が確率は高い。
しかし、乗客が皆前を向いている飛行機の中では、注目を浴びてしまうせいか、矢沢はなかなかサインを書かないってのが定説でしたし、実際断られたコトもあります。(笑)
となると、羽田空港での握手&会話ってコトになりますな!
よし、やってやろうジャマイカ!
ヲイラの座席からは、角度的にバッチリ矢沢が見れます。
「羽田で身柄を確保してやんよ!」とばかりに、矢沢をガン見するヲイラ。
そんな事態になっているとも知らず、飛行機が羽田に着陸する際、自分の手のひらを飛行機に見立て、着陸の瞬間に「ドンッ!」とばかりに衝撃を表現し、大袈裟にビックリする矢沢永吉。子供かよ⁉(笑)
そして、のんきな男だ。(爆)
さぁ、羽田に到着!
勝負の時間がやってまいりますた!
シートベルト着用のサインが消えると同時に、素早く反対側から回り込むヲイラ!
すると、目の前に人気ロック歌手の矢沢永吉さんが立っています!
ヲ:「矢沢さん、お疲れ様です!握手お願いします!」
矢:「手がふさがってんだよ」
なんたるコトか、いつも荷物など持ってない矢沢が、土産袋を両手に持っています。
以前ならそこで諦めたんでしょうが、この頃のヲイラは、実に往生際が悪い。(笑)
ヲ:「そこをなんとか!」
矢:「OK!」
荷物を持ち替えさせ、握手に成功です。(爆)
ヲ:「今年、最高ですよ!」
矢「ホントか⁉」
実際は、THE STRANGE WORLDだのバーチャル·リアリティー·ドールだのOh!ラヴシックだのマリちゃんのテーマだのとヘンテコ曲が入ってるので最高では無いのですが(笑)、昨夜の青森はMCや矢沢のタオル投げが良かったので、最高と言っても、嘘をついてるコトにはなりますまい。(爆)
ヲ:「でも、ソニー時代の曲が無いのはちょっと···ソニーの時の曲もやって下さい!」
矢:「(笑いながら)わかった!」
こんなコトが言えるようになるとか、ヲイラも立派なヲタになったもんだ。(笑)
人間、修行の積み重ねがモノを言いますな!(爆)
そして扉が開いたので飛行機を降り、矢沢と一緒に歩きながら空港内に向かいます。(笑)
今考えると明らかにおかしい行動ですが、サインのおねだりをしてないので、これ位は無問題だと思ってたんでしょうな。(苦笑)
ヲ:「次の静岡も行きます!」
矢:「どうも!」
次は、なんで今年はエレキギターを持ってるのか⁉って聞こうと思ってたら、横で苦々しい顔をしてヲイラを見ていたマネージャーが、こう言いました。
「あなた、いい加減にして下さいよ!」
(爆)
まぁ、そりゃそうだわな。(苦笑)
ギターの話は、博多辺りで聞くか!と思いながら、ここで矢沢とはお別れ。
車に乗り込むとこまでは、付いて行かなかったかと。(笑)
それにしても、次は博多で話せる!と当たり前のように思い込んでるトコが、凄いと言うべきかバカと言うべきなのか····やっぱ後者なんでしょうな!(爆)
つ〜コトで、LOTTA GOOD TIME静岡市民文化会館に続け!