こんにちは。

松本市のチョコレート教室【ハレトケ】

ショコラティエ、伊藤ゆかりです。

 

 


  

チョコレート講座その④

 

(生徒様の作られたチョコレートです)
角にお塩をぱらりと振って仕上げました。

 

 

第四回目ではプラリネを使ったガナッシュを学びます。


プラリネってご存知ですか?

チョコレートお好きな方はきっと一度は食べたことがあるはず。


すごーく美味しい。

だけど、プラリネって何?

ジャンドゥーヤと何が違うの?

と思ったことはありませんか?

 

私もずーっと疑問でした。

 


プラリネとは、

ローストしたナッツ(アーモンドやヘーゼルナッツ、ピスタチオなど)

砂糖を煮詰めてキャラメル状にした糖液をかけて(キャラメリゼ)

細かく粉砕したもの、またはペースト状にすりつぶしたもの

 

 

ジャンドゥーヤとは、

ローストしたナッツ(主にヘーゼルナッツ)に砂糖を加えてすりつぶし

さらにチョコレートを加えてペースト状にしたもの

 

 

プラリネはフランス生まれ

ジャンドゥーヤはイタリア生まれ

 


ジャンドゥーヤはヘーゼルナッツの香りが高く、コクがあり、チョコレートのまろやかさと相まって相当危険な美味しさです。

イタリア・カファレルのジャンドゥイオッティというチョコレートがありますので、是非召し上がってみてください。

 


プラリネはキャラメリゼ(煮詰めて焦がした糖液をからめる)してあるので、キャラメルの香ばしさ、苦味などが加わります。

プラリネはチョコレートと合わせてボンボンショコラのセンターに使われます。



また、このプラリネもね、色々あるのです。

・使うナッツの種類

・キャラメリゼの程度(少し焦がすか、しっかり焦がすか)

・ペーストにしたときの粒の程度(なめらかにするのか、食感が残るようにするのか)


一度プラリネを作ってみて失敗してるので(ただの苦いキャラメルになった)再チャレンジしたいと思っています!

 

 


講座では

①プラリネにチョコレートを混ぜ合わせ

②食感を出すためのフィアンティーヌ(うすーいクレープのようなものでサクサクしています)を加え

③そこに少しのお塩をプラスして仕上げます。

↓↓↓↓↓

これがめっちゃ美味しい!


全六回の講座の中で一番オススメ(食べるほうね)したいチョコレートの一位二位を争うチョコレートです。

もう一つの一番オススメしたいチョコレートは第五回で学ぶシャンパントリュフ。


シャンパントリュフのレッスンも楽しみだなぁ。