イチジクと神話 | 吉木誉絵オフィシャルブログ「コノハナ」Powered by Ameba

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こんなに美味しい果実は、ないんじゃないかと思うくらいイチジクが好きな私。

イチジクの季節なので、2日に1度は食べてます。


あぁ、美味しい、美味しい。



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イチジクは漢字で、花が無い果実という意味で「無花果」と書きます。




でも、本当は中に花が咲いてるんです。



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熟しててわかりにくいですが、この少し見えるツブツブが花らしいです。




イチジクが好きな理由は、その味や、栄養価の高さは勿論ですが・・・


一番は、「神秘的」な果実だからです。

古代から、イチジクは様々な神話に出てきます。
ギリシャ神話では、豊穣の女神デメテルが与えたとされています。
元々ティターンという巨人族との戦いの中、大地の母神ガイアの子供達が育てたとか、

古代ローマでは、バッカスが伝えたとか、
ロムルスとレムスがイチジクの木に助けられたとか。


ユダヤ神話(旧約聖書)では、エデンの園で食べてはならない禁断の果実とされていたのがイチジクとも言われ(りんごとも言われてますが)

罪を犯したアダムとイブが、陰部をイチジクのはで葉で覆ったとか、


キリスト教の宗教画には、キリストと共にイチジクが描かれています。

救済を意味するそう。

新約聖書には、キリストを裏切ったユダが首を吊った木がイチジクの木だったとか

キリストがイチジクに呪いをかけたとか、



まぁ、なんだかよくわかりませんが、とにかく古代から西洋ではイチジクが神話の中でも人々の生活でも欠かせなかったのでしょう。


そんな古代の神話と歴史に思いを馳せながら食べるのが、イチジクの醍醐味です。



イチジクの旬は10月までらしいですよ。

手で剥けて、すぐ食べられるので、オススメです。