一日約5時間スタジオでヨガと向き合って頂いております。
主婦の方、独身の方、子育てがひと段落した方。。。
色んな状況の方がご参加頂いております。
2回目を先日終えた所で、アシュタンガヨガ(八支則)のAhimsaアヒムサについて話しました。
すると、
「先生、なんか私が思っていたヨガとなんか全然違います!」
と目をパチクリして言ってくださった生徒さんが。
そうですよね。
アサナ中心のクラスのレッスンの中ではなかなか触れる機会がありません。
けれど、いつも話しているようにマットの上で出来ることなどというのはしれています。
マットの外でいかにヨガが出来るか。
目に見えないヨガ。
これを普段自分がどれだけ感じているか。
ピンチャマユーラアサナや、シルシアサナをしていなくても、
「あの人ヨガやっているんだね。」
と分かるとしたらどこを見てそう言われるのか。
本当のヨガとは何か。
に迫る講座です。
講座中、アサナを全くやっていないわけではなく基本アサナの見直しや肩や腕の力を使わないで練習することをやっています。
体のクセと言うのは、今まで何十年もして行っているので無意識に染み込んでいますよね。
なので、それをチョチョイと一発で一日で直るわけがありません。
時間をかけて、自分の体とも向き合い、意識的に体を動かす練習をしてもらっています。
(最初かなりキツイですが。)
それを考えたら今回は3ヶ月半も時間をかけて行うわけで、ある意味落としこむのはいい期間だと思います。
そうだ、アスティーヤ(不盗)を話した際にある生徒さんがハッとして、
「じゃあ、こうして私達がヨガを学んだとしても一生懸命向き合わないと先生の時間を奪っている事になりますね。」
と言ってくださった方がおりました。
まぁぁ、ありがとうございます。
けど、奪われたとは思わないです。
ただ私が出来る事は与えるのみだと思っています。
まだまだ高尚なレベルには程遠いです。
こんな生徒さんがいてくださるので更にまた身が引き締まりますね。(^_^*)