今年1月から始まり4ヶ月24箇所26公演というひめキュンDENGEKIツアーのファイナルの日がやって来ました。自分は5箇所6公演(埼玉、奈良、名古屋、代官山、松山×2)と1/4の参加。

この日ももちろん松山サロンキティ!ファンの方の有志で急遽用意したお花。準備いただいた方々ありがとうございます。


この日のチケットはソールドアウト。実際キャパ以上のチケットを出していたようで、サロンキティはパンパンだった。

開演前は珍しく幕が下りており、ツアー中の写真が映し出されていた。有名ヲタの表情や変な体勢に和む会場。ここではツアーファイナルという雰囲気はあまりない。

自分は最速先行にも関わらず230番台というハズレくじ。仕方ないので後ろの方で眺めようということでドリンクカウンター近くで隙間から見てました。
恐らく330ぐらい詰め込んだのかな?始まる前から暑い!明らかにキャパオーバー。

開演時間になりピアノが流れる。幕が下りたところに黒いフードを被ったメンバー。そのまま歌い出す。後から調べたところ「僕が僕であること」というキミトサインのカバーだそう。ミディアムテンポのいい曲。まいちゃんはあまり回復が見られなかったけど、気持ちを込めて歌う姿は心打たれる。
こういう知らない人のほうが多い曲はMCでちゃんと言ってほしいw

この間バンドセットとの間にもう一層幕がありメンバーのみ。1曲目が終わるとその幕も下りてメンバーもフードを取りバンドチューンによるツアーファイナルが完全に始まる。

ここも「それ冗談!これ本気!!」から。ファイナルらしく銀テープも発射された。

バンドチューンが素晴らしいことは体感済みだが、何度見ても体中に響いてくる感じがたまらない。メンバーも音に負けないよう声を張る。なかでもゆんちゃんの声の出し方が、明らかに前日と違う。声が枯れたという感想も見たが個人的にはこのための歌い方のように感じた。

そこからは怒涛の「REASON」「アンダンテ」「ワタシダイイチキボウ」「ストロベリーKISS」と、DENGEKIツアーやのに電撃プリンセスの曲全然ないやん!ってつっこみたくなるが、この流れが本当に最高なんです!!ひめキュンは基本曲と曲の間が全くなく繋いでくるんですが、繋ぎ方がめっちゃスムーズかつカッコいい。特にワタダイからのストKISSはこのツアーやらないなーって思ってたので、この日も違うだろうと思っていたらイントロかかってテンション上がりまくり。おそらく大半がそう思ったんじゃないかな。

「フリーノート」からの「メイプルーフ」もそうだが、綺麗な繋ぎ方ってほんと心地良いしテンションも上がる。

最初のMCは軽く挨拶程度。
ゆん「今日はバンドだから男女混合だよー」
まゆり「AAAみたいだね」
AAAバンドじゃないしよくわからん!

この日の会場は常に酸欠、湿度高めという環境のため立っているだけでも汗をかく。メンバーからも再三「今日テンション高くね?飛ばしすぎじゃね?倒れないでね」と忠告が入るレベル。MCのたびに後方のドアを開けて換気するほど。ステージも水浸しだったみたいです(笑)

2つめのブロックは「飛びかうフール」が特にかっこよかったなーっていう印象。ひめキュンの曲の多くを作っている井上卓也さんはバンドチューンの際、ギターとしてステージで演奏している。
この時の卓也さんが楽しそうに演奏する姿は本当に見てて楽しい。普段はスタッフだけどバンドチューンではギタリスト、こういう別の顔を見れるひめキュンのライブは楽しめる要素がたくさんある。


2度目のMCは菊原さん着替えのため少し長め。どこも楽しかったと軽くツアーの振り返り。
ツアーリーダーを勤め上げた河野さん、任務を終えたからか髪を金髪から落ち着いた髪色へ戻していた。金髪よりこっちのほうが好きだなー。


ツアーリーダーとして大変だったのは弁当の手配。20件ぐらいかけてもダメだったとか、電話代かかりすぎて親に指摘されたとか裏の苦労を語る。弁当を持ってくるのはたいていおじーちゃんかおばーちゃんだったそうで遅くなっても憎めないってのがなんかいいね。


結局ツアー参加5/6で聴くことになったゆりあソロ「君からの魔法」。昨年のO-EASTでもバンドで見たが、そのときは声が音に負けていた。この日はそれを感じなかった。確実に成長している。

ていうかね、、バンドの「恋の微熱」が最高かってレベルで響いた。言葉では表現しきれない。見ないとわからない。それぐらいズドンと何かが襲ってくる感覚…。

「恋が止まらない」からはラストスパート。「モラトリアム」のバンドもなんだよこのカッコよさは!歌詞のままだけど「ぼくはこのままモラトリアムの中へ」入りたい戻ってきたくない。そんな感じ←
本編ラストは「絶望の風」、これはジャパハリネットのカバーだったかな。初めて聴いた。バンドってこともあったかもしれないけどめっちゃいい。気持ちいい。この時だったかな。メンバーがバズーカみたいなの持ち出して煙噴射したの。

後ろも全く見えませんでした(笑)


アンコールでは「キミノミライ」から「キラーチューン」「バズワード」「例えばのモンスター」と定番曲。バズワードの大合唱は何度やってもエモいがツアーファイナルでやる大合唱は特別気持ちよかった…。

ひめキュンは終わったら必ず流れるエンディングSEがあるが、「例えばのモンスター」が終わっても流れずメンバーたちは袖へ。ということはみんなもわかったようにダブルアンコール。

メンバーが登場したところで伊賀社長がお花を持って登場。この花もファンからの贈り物。そして各メンバーへ感想を求める。

■まい
このツアーは足の小指を怪我したりラストでこんな声になっちゃって、いろんな人に本当に迷惑をかけたツアーだった。でもいろんな人に感謝したツアーだった。

■ほのか
前に社長に「お前は人に任せすぎている」と怒られたことがあった。そのときは理解できなかったが、このツアーでツアーリーダーをやったことでそれがわかった。
話すのも嫌いだったけど、自分から話せるようになった。

社長にも「最近のMCおもろい」って褒められてました(笑)ほんとに最近のMCおもろいっす!nanoCUNEももっとMC鍛えろ←

■ゆりあ
アルバム制作のときもだしツアー序盤に社長に何かと怒られた。でもツアーを通してファンの人に「ここが良くなった」というような感想をもらえて自分も成長してると感じたし、社長が言っていたこともわかるようになってきた。

社長「俺のこと『何言ってるねんこのオッサン』って思ってたやろ?」
ゆん「ちょっと…」
社長「俺は一年先にわかることを先に言うからそのときはわからんことも多いと思う。でもその言葉を信じてついてきてくれたらいい」

この社長の言葉グッときました。

■まゆり
ツアー中(モデル、教習所など)やることが増えて、途中何もかも投げ出したくなることもあった。でもいろんな人の助けもあり最後までやってほんとに良かった。

■さくらこ
ほのかが言っていたように、私たちは任せているつもりがなくても人任せにしていることがあった。このツアーを通して自分たちで少しずつやるようになった。パフォーマンスもだけど、精神的にも成長したツアーだったと思う。


ラストに歌った「覚醒ミライ」は新曲だそう。ラストに選ぶ曲として説明もなく歌い出すのはあれですが、「ひめキュンはまだまだ終わらない。これからもよろしく」というメッセージだったと捉えておきます。

<セットリスト>
01 僕が僕であること
02 それ冗談! これ本気!!
03 REASON
04 アンダンテ
05 ワタシダイイチキボウ
06 ストロベリーKISS
MC
07 飛びかうフール
08 リベンジ-虎の巻-
09 Seize the days!
10 空っぽ、、、アイツ
11 フリーノート
12 メイプルーフ
MC
13 君からの魔法
14 クライムクラウン
15 恋の微熱
16 夢見る世界
17 電撃フラストレーション
18 君と描いた未来
MC
19 恋が止まらない
20 GAME OVER
22 モラトリアム
23 絶望の風
~アンコール~
24 キミノミライ
25 キラーチューン
26 バズワード
27 例えばのモンスター
~ダブルアンコール~
28 覚醒ミライ

特典会は飛行機の時間も考えさくちゃんのみ。ツアーの感謝を伝え、開放感を表現してもらう。
また最近忘れ物が多いポスカに勝手に名前を書き出すさくちゃん。自分以外にも何人かされていたよう。

俺「さくちゃんが俺のことちゃんと覚えたのこのツアー中だよ」
さく「え、そんなこと、、そっかよりさんって言ってたねw」
俺「さくちゃん成長したね」
さく「私成長してる」

やっと認知されましたありがとうございます。



このツアーを通して自分もひめキュンのことがさらに好きになり、知り合いも増えました。皆さんいい人ばかりで、ライブでは馬鹿やっててもちゃんと分別のある方々。団結しひめキュンのライブを楽しむ雰囲気が大好きです。
最後はこの言葉で締めるしかないでしょう。DENGEKIツアーお疲れさまでした!

ひめキュン最高フルーツ缶!!

たくさんの楽しさと感動をありがとうございました!