(①~)
毎日一緒に眠っているからひとりじゃ淋しくて眠れない。
君とは眠りに入るぎりぎりまでおしゃべりしてたいし、できれば毎晩僕より後に眠ってほしいくらいなんだから。
打ち上げではこっそりぴったりふたりでくっついていたけどまだ足りないよ…
コンコン
「ルームサービスです」
君の部屋をノックすると
「は~い」と言ってドアを開けてくれた。
君は満面の笑み
ルームサービスなんて頼んだっけってカンジでもないし、
あっゴニルくん!!っていうわけでもない。
極々自然に僕は君の中に潜入して占有する。
僕の中にはもう君が潜入して占有してるんだけどね。
いつものように
僕たちはベッドヘッドにもたれて座った。
明日はクリスマスイブ
ふたりして計画を立てる。
撮影が無事に終わったことも、イブを二人きりで迎えることも、僕はうれしくてたまらない。
「葉子ちゃん食事はここでいい?」
あれ?さっきから静かだなって思ったら
眠ってる(*^^*)
今日は疲れたよね
そっと髪に触る。起こさないように慎重に…
前髪をかき分けておでこにKissを捧げよう。
今日もありがとね。
「おやすみ葉子ちゃん」
後に眠るのも時にはいいな…
by ゴニル
イブの日は
おいしい小籠包を食べたり、買い物をしたり、
のんびりじゃれじゃれして過ごす。
お姫さま抱っこしてどれだけ長く耐えられるか大会にも参加して優勝したり
賞品のビクトリア湾クルージングペアチケットの日程が合わずに、2位の人に譲ることにしたり
たまたまゴニルくんが予約していてくれたのも同じクルージングというようなことだったりして…
とにかくイブの夜は豪華なクルーザーで貸切デートなのです!!
デッキのテーブルのワインは私の生まれた年のもの…
100万ドルの夜景に
弦楽カルテットの生演奏
ラリマーの指輪
打ち上げ花火
ゴニルくんが用意してくれたすべては特別な夜を華やかにあたたかに演出して
世界一美しい
世界一かっこいい
いろんなものにうっとりした私たちはお互いを最高のパートナーとして改めて認め合う。
こうやってほめ合うカップルはバカップルっていうんだよ…って
ゴニルは自分でも認めてる^^
そう私たちはSecond loveからバカップル☆
バカップルっていう言葉はユナクがゴニルに教えたんだそうですm(_ _)m
ナイスなユナク☆
続く☆