⑤私の彼は超新星ソンジェ☆秘密のラブレッスン | S.E.C.R.E.T超新星☆アリスタのブログ

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超新星大好き‼ソンジェ寄り寄りのオールペン、アリスタです。
「私の彼は超新星」のイベントストーリーを小説風にアレンジして記事にまとめてます♪☆ゲーストーリーに基本忠実に…いいカンジに盛ったり妄想が渦巻いたり、アリスタバージョンでお届けしてます\(^o^)/

④~
ソンジェさんは自分の携帯を取り出すと
何枚何枚も写真を撮った


自然にしてて…
横向いて…
今度は笑って…


うれしそうなソンジェさんはどこか寂しげ

あっこれ、他で使ったりしないから…
って安心させてくれる。

じゃあ
どこで使うんだろう?




…自分用なんです。

私といっしょにいる時
ソンジェには常に罪悪感がつきまとう。

モニターという立場を利用して
私を連れまわしている
そのことをとても気にしてる。


かと言って
立場を抜きにそういうことができるかと言えば
それはできない。
自信がない。

それが寂しげな理由…


だけど
そんなこと夢にも思わない私は
この後ふと聞こえて来た話をきっかけに
ソンジェにパッタリ会えなくなります…




はあ~何回目だろう
勉強のひとつだよって
ソンジェさんに連れて来られたその業界のパーティー

今日はまた一段と華やかで…
居心地悪いなあ。

みんなが君を見てるよってソンジェさんはとてもうれしそう。

今日もソンジェさんが全部やってくれたから
メイクやヘアやドレスは注目に値するだろうけど

視線が集まってるのは
隣のあなた…


私にいろいろ言うクセに自分のこと全くわかってないんだから。



ちょっと休んできますね…
そう言って会場を抜け出した。


心配そうなソンジェさんはちょうどきれいな人に声をかけられて

ホントモテモテだな
みんなソンジェさんと話したいんだ…

そう思いながら庭園へと続く廊下を横切る。


「…ちがうよ
そんなわけないよ
ソンジェさんが…」


化粧室から漏れ聞こえる声
ほら、ここでも話題になってる。


「モニターだって言ってたし…
一番さえない子を宣伝に使うって言ってた気がする…」




私を変えようとしてくれたのは宣伝のため?

信じたくないけど、そう考えるとすべてが繋がってしまう。

私が宣伝用の特別なモニターだったから
よくしてくれたんだ。


外に出てすぐその場に崩れるように座り込んだ。


ローズマリーの植え込みに顔を埋めて
むせかえる甘やかな思い出に押しつぶされそうになりながら

浮かんでは消えるソンジェさんの顔…

どれも私が大好きなやさしい笑顔ばかりだ。



君の嫌がることは絶対にしない。

そう言ってくれたのに。



「葉子ちゃん…?」


振り向いて見上げると


ソンジェさんがいた。


⑥に続く☆