こんにちはー
新生活もだいぶ落ち着いて、いまはすっかり新しく引っ越した土地に馴染みつつあります
週末は、両親と姉も会いにきてくれました
さて。
わたし今回、引っ越してみてつくづく感じたことがあって…
それは、
環境が変わると、心が変わるということ。
心が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。
という名言もありますが、環境を変えるということは、心や考え方、価値観をが変わるような大きなキッカケになるなーと。
この時期は新生活を送っている方も多いと思うのですが、人間関係やライフスタイル、土地、生活習慣、すべて含めて…
今回、子供たちの様子や自分の心境の変化も含めて、【環境を変えること】の大きな影響を感じています。
もちろん環境を変えることって大変なんだけど
【大変】という漢字は、【大きく変わる】とも書きますしね
とくに長女の変化が大きくて…
いまは新しい学校で転校生として、楽しく学校に通っています
学校の雰囲気や子供たちの雰囲気、周りの環境含めて色んな面でしっくりきている感じ。
そして、わたしも
引っ越して、環境を変えてみて、本当によかったと思う。
正直に綴ろうと思うんだけど、少し前から長女の様子の変化にはなんとなく気づいていました。
学校や友達関係のトラブルもあったりしたんだけど、それ以前にそもそも環境が合ってないな、ということに、もっと前から気づいていて。
人の沢山いる場所、混雑している所、色んな音、高い建物に囲まれ、自然が少ない都会での暮らしが息苦しく、しんどかったよう。
学校も合わなかったみたい
そのストレスはだんだんと体にも表れてきて…
・寝る前になると息苦しくなったり、学校に行くと頭痛や腹痛がするように。
・落ち着かない、オドオドした様子がみられるようになっていた。
・絵が好きなのに、だんだんと暗い色使いの絵ばかり描くようになった。
・うつむきがちになった。
・大丈夫、がんばるから!という言葉や笑顔にも無理があるように感じるようになった。
こんなサインがありました。
「どこかで環境変えてあげないとな…」とは思いつつ、引っ越しをして転校するということは、一か八かのような点もあるし、デメリットも当然あって
しばらく新しい習い事をしたり、他に居場所を作ったりして様子見をしていました。
ただ、どこかで限界が来るだろうという予感はしていて。
そしてある日、学校にもういきたくないー!って泣き叫んだときに…あ、ここが潮時だな。と思い、引越し&転校を決めました。
子供の「学校に行きたくない」というメッセージは、親としては戸惑うものだけど、思っている以上にさまざまな理由が複雑に絡み合ってて深刻だったりする。
それからもしばらく情緒不安定で、帰宅してから自分の殻に閉じこもってたり、自信がない、不安感が強い、目に見えて自己肯定感がどんどん下がっていく様子もみられた。
これ以上は無理させちゃいけないと感じたときには、1週間学校を休ませたこともあった。
学校を休むと勉強が遅れてしまう、ということは誰よりも本人が一番わかってたと思う。
それくらい、周りについていくのに必死にがんばってきたから。
でも、そんなことは大したことじゃなくて
後からなんとでもなるし、まずは心を元気にしないとダメになる、手遅れになると思った。
しばらく実家で休みをとり、元気な様子を取り戻していく様子をみて、休むということの大切さ、学校や家庭以外にも居場所があること、身を置く環境の大切さを痛感。
わたしもワンオペ育児に限界を感じていて…
周りに見守ってもらいながら、助けてもらいながら子育てする環境の方が親にとっても子供にとってもいい、環境を変えないとダメだ、とつくづく感じた。
子育ては1人で抱え込むものではなく、地域で、社会全体で見守るもの、育てるべきものだと。
もっと子育てしやすい場所を探すべく、土地や物件を決めるまで怒涛の日々だったけど、とりあえず転校する、引っ越すというゴールがみえると、娘も割り切ってやり抜こうとする姿があり、成長とともに強さも出てきた
その期間なぜか他にもトラブルが発生すること多くて、やることに追われて、気持ちにも時間にも余裕はなかったんだけど、不思議と「これを乗り越えたら、きっとよくなるだろう」「これを乗り越えないと、次に繋がらない」という確かな確信があって、ひたすら走り続けてる感覚があった。
そして、環境を変えた結果。
子供の様子が180度変わった
さっき挙げたSOSサインが見事に治まり、
外に積極的に出るようになり、できることも、やろうとすることも増えた。
笑顔が増えた。
何より、のびのびとしている。
元々はひょうきんで優しい性格の子だから、本来の長女の姿が戻ってきた感じ
次女は、環境にはあまり左右されずに我が道を行くマイペースな子だから、今のところ問題なく馴染んでる
引っ越してまだ間もないけど、あっという間に変化していく子供の様子をみて、改めて子供の純粋さと素直さに驚いたし、子供ってなんでも吸収していくなぁ、と。
環境によって、良くも悪くも影響を受けやすいとももいえる。
何より、わたし自身も環境の変化によって、心にも変化があって
おそらく、ベースにあるのが安堵感と心地よさ。
ありのままの自分らしく、地に足がついた感じがしています。
以前と大きく違うのは、自然がもっと身近に感じられることと、時間感覚だと思う。
緑が生い茂り、花が咲き、木が風に揺られる音、鳥のさえずり…
こういうものが身近にあるだけで、とてつもなくホッとする。
山に囲まれてのびのびと育ったわたしにとって、どこか懐かしいような、肩の力が抜けて安心できる感覚があるし、違和感なくいられる環境で、おそらく合ってるんだと思う。
時間に追われ、バタバタと慌ただしさを感じていた生活から、ゆったり穏やかに感じる生活へ。
時間の流れが全然違うように感じる。
流れてる時間は同じなのに、土地を変えただけで全然時間の流れが違うように感じるのが、本当に不思議なものですよね。
東京での暮らしは、なんでも揃っていて便利に感じていたし、イベントも出会いも多く、生活も充実してるように感じていたし、刺激もあって楽しかった
ただ、子育て環境としては、ずっと違和感があって
人の波をかき分けながら、周りに迷惑をかけないように…「危ないよ」「そんなことしたらダメだよ」「早くして」と何かにつけて注意したり急かしたり、ルールに縛られていたように思う。
安心して自転車の練習ができない、ボール遊びができないような環境にも、窮屈さを感じていた。
色んな情報が入ってくる代わりに、習い事、塾、中学受験など、やらなきゃ周りについていけないような空気感もプレッシャーに感じていた。
本当に子供に必要なこと、身につけてほしいことって何だろうか。
そんなことに思いを巡らせながら、子育てにもどんどん自信がなくなっていったようにも思う。
たくさんの人が集まる場所だからこそ、上を見ても下を見てもキリがなく、たまに自分を見失いそうになること、焦りを感じることもよくあった。
無理をしていたのは、長女だけじゃなく、わたし自身でもあった。
がんばって表面的にはうまくやっていたつもりだけど、どこか内心ではしっくり来なかった。
子育てにおいて求める環境と合わなかった。
ただそれだけなんだけど。
環境を変えてみて、よくわかった。
やはり自分のルーツは大きく影響するものなんだな、と腑に落ちた
でも、10年以上もの期間を東京で過ごすことができたのは、とてもいい経験をしたと思っていて
色んな人と出会い、色んな世界があることも知り、チャレンジすることもできた。
やりたかったことは、ほとんどやってきた。
いいことも悪いことも全て含めて、きっとその経験を通して得たものはこの先も大きいと思う
もうすぐ夫も単身赴任を終えて帰ってきて久しぶりに家族で生活をすることになるんだけど、なんだか全てのことが繋がっている気がしていて
問題に向き合わずにいても、いつかどこかで必ず向き合うときが来るものなんだな、と。
次に向き合わなきゃいけないことも、なんとなくわかってる気がする。笑
まぁ夫の仕事の関係で、2年後にはまたどこかの土地に引っ越すことになるんだけど
環境を変えることに対しては、むしろポジティブに捉えるようになってきた気がする
新しい環境に飛び込むハードルがどんどん下がってるというか、どんな環境でも受け入れていける気がしてる💪
来月からは、銀座へ働きにいく生活もまた再スタートします
華やかな大好きな街でマイペースに働きつつ、のどかな土地でゆったりと生活&子育てをする生活、わたしにとって実は理想的かもしれません♡
どんな新生活が待っているやら…?
置かれた場所で咲きなさい、という言葉を胸に刻みながら、しばらくはこの新生活を楽しもうと思います
というわけで、もはや日記になりつつあるこのブログ。
今日もお読みくださってありがとうございました