アラカンの皆様、

こんにちは&こんばんは

 

 

 

きのうは週1の実家Day。

母のクリニックの付き添い。

 

 

色々不具合はあるとはいえ、

92才、まだまだ人と関わりたい。

支援2の介護保険で利用できる

体操教室はたったの週一回プンプン

 

 

 

以前入っていた「童謡の会」への

復帰と、カーブス再トライを

目論んでいる。大丈夫かいな??

 

 

で、来週はおじいフレンドと

コメダでお茶をするそうだ爆笑

 

私の親孝行

ところで、

できるだけネットから離れて

本を読もう!と思っているこの頃。

 

 

翻訳家でエッセイストの

村井理子さんの文章が好きで、

もう何冊も読んでいる。

今回、読了したのは

「実母と義母」

 

タイプが真逆とも言える

村井さんの実母と義母。

思ったことをズバズバ口にする人は

ある意味わかりやすいけど、

人を傷つけることもある。

反対に、穏便に穏便にと言う人は

本音が見えずわかりにくい。

 

 

 

村井さんの義母さんと私の義母が

ちょっとだけかぶるところがあって、

妙に引き込まれる。

強気でちょっとエキセントリックな

キャラクターであるところポーン

ヴィジュアル命w

かたやクラブ、かたや銀座のBarを

仕切っていたというところ。

 

 

そして

村井さんの頑なに

義母の要求を跳ね返すところは

私とかぶるところがあるウシシ

 

 

母と娘の関係、みんなが仲良し親子

とは限らない。むしろ、同性だけに

複雑だったりする注意

 

 

とくにグサッと刺さった箇所が

ありまして・・・

 

 

実母さんは静岡、村井さんは

滋賀県在住で、寡婦となった母上に

何度も遊びにきて、と誘ったのに

たったの1度しか来なかったことに

娘として村井さんは怒りを感じていた。

それも結構ドタキャンされたり。

 

 

実母さんが亡くなって、実家の整理で

故郷の親戚の方々とやりとりしたり

していくうちに、村井さんは

当時の母上の気持ちをだんだんと

理解できるようになる。

 

 

静岡の狭い地域で長年過ごして、

その外の世界を知らずに過ごしてきた

母上は、新幹線や在来線の乗り継ぎにも

とんでもなく緊張するようになっていたこと。

 

 

娘や孫の顔を見たくなかったわけでなく、

もし迎えにいって一緒に連れてきていたら

なんのストレスもなく、むしろ喜んでくれた

であろうということに。

当時、子育てと仕事に忙殺されていた娘に

迎えにきて、とは言えなかったのかもショボーン

 

 

新幹線の改札を通る時にまごまごして、

戸惑ってしまう母上に

「そこに入れればいいの!」と

強く言ってしまった村井さんの気持ち、

きっと私もイライラして同じことを

してしまうと思う笑い泣き

 

 

実際、高齢になった母に

キツい物言いをしてしまい、

何度も何度もそのたびに

胸の奥がチクリとする。

「やっちまったなぁ・・・」と。

なのに反省してもまたやらかす。

 

 

思ったように動けないのが高齢者。

へんなところでプライドを発揮する高齢者。

キツい態度をされると結構傷ついている高齢者。

反撃してこないのは、すべてにおいて

弱くなった自分を自覚しているからかも知れない。

 

 

演技でもいい。

お年寄りには優しく接することだ。

自分に言い聞かせてます

突っ張ってるお年寄りも

実際、内面は脆い。

強気を貫いた義母の最晩年、

もっと優しくできなかったことを

悔いたところで時遅しだ。

 

 

「実母と義母」

わだかまりのある親子関係の人も

そうでない人も読んでみて照れ

 

 

 

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