クラシックギターを始めて10年が経ちます。
その間にブランクの時期もあったので大した技術はありません。
ただ、音楽の向き合い方というか、聴き方、このあたりのことは10年前と比べて格段に変わってきています。
うまく表現できないのですが、音楽(曲)の中に組み込まれている音を、いろんな角度から聴くようになりました。
というか、いろいろな音に耳を凝らすように努力しています。
でも、音感があるわけではないので、
いまの楽器の掛け合い良かったなぁ!
低音よく響いているなぁ!
音綺麗だなぁ!
こんなレベルです。
でも充分楽しいです。
ひとつ言えることは、アンサンブルを長くやってきた経験は本当に貴重でした。
自分の音だけじゃなくて、周りの音にも耳を澄ます。
まだまだ修行の途中ですが、音への感性が変わったのは自分の中で大きな意味を持っています。
どんな世界でも、一流のモノに触れることの大切さはよく言われます。
本当に感動するものに出逢えた時は、なんとも言えない感情が湧き出てきます。
特にそれを生で、目の前で体感したときは、嬉しいというか幸せというか、感謝ですね。
例えば同じものをあの頃の自分が触れても、全然違った感覚だったと思いますし、感動もなかったかもしれません。
もっというと、そういう出逢いすらない生活だったかもしれません。
音楽への向き合い方は生活スタイルすら変えたと言っても過言ではありません。
今後の人生でそういう機会にどれだけ巡り会えるのだろう。
楽しみでなりません。
ここまで語ってきましたが、自分で嫌だなと思うこともあります。
それは、いろいろなモノに触れる中で、悪い部分というか疎かな部分が以前よりハッキリ見えるようになったことです。
でも、それでも、なるべくなら良い部分を探していきたい。
そういう気持ちでいますが、心はなんとも正直なものです。
うーん。
まっ、自分の演奏もあまりに疎かですが。。。
今回はこのあたりにします。
読んでくださってありがとうございます☆