ステージに立つこと | まっちゃんのClassical Guitar Life

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クラシックギターのこと、音楽のこと、日々の気持ちなど、マイペースに書いていきます。


たまに考えるのですが、ステージに立つというのはとても貴重な体験だと思うのです。

僕の場合はギターを始めたことよりも、ギターを弾くステージに立つようになったことが人生観を変えたように思います。

その一番コアにあるモノ、それは、聴きに来て下さる人たちの存在です。




人に聴かせるというのは、並大抵のことではありません。

大学生の頃の演奏会は、ほとんどが観覧無料で開いていました。

だからと言ってお粗末な演奏をしようなどと思ったことは一度もありません。

例え無料だろうと、足を運んでくださる方々にとっては貴重な時間。

それに、自分たちの活動を少しでも知ってもらい、応援してもらいたいという強い気持ちもありました。

なので演奏会に向けて一生懸命に準備をするという空気感が、サークルの中には存在していました。

素人であろうと、無料であろうと、一生懸命にステージに臨むという姿勢。

その中で活動させてもらえたことが、今の自分の人生観の礎となりました。

一生懸命は大事ですよね。

なにより、そのほうが楽しいですしね。



これは何もこういうことに限った話ではなく、様々な場面で同じことが言えると思います。

仕事においても、人間関係においても。





ちょっと話は変わりますが。


音楽をやるようになり、いろいろな演奏を聴きにいく機会が増えました。

プロアマ問わず。

多くの場合とても刺激をもらって帰ってくるのですが、残念ながらそうともならない演奏を聴くこともあります。

それは単純に上手い下手では無く、なんとなくですが、演奏からその人のバックグラウンドが見えたりするんです。

うまく表現できないのですが、聴いていて心地いいもの、あるいはもっと応援したくなる演奏は、何か魅力を秘めているんですよね。


僕も毎回満足のいくステージが出来る訳ではありませんが、自分で自分の限界を決めようとは思いません。

聴きに来てくださる方に何か前向きなモノを残せるように、今日も一歩前進しようと思います。



読んで頂いてありがとうございます☆