さて反撃する掛川、ここで大技炸裂!
帝光戦依頼2度目の登場、トリプルヒール!トシの左やファントムドリブルが止められよーが、このトリプルヒールだきゃあ止められません!
つーわけで前半は1-0、がしかし後半開始早々トシのファントムドリブルで同点。どーも反則的な破壊力を誇るファントムですが、これに対抗するのは松下の新必殺技!
左足でのチップキック。鋭いバックスピンをかけられたボールは松下の方に戻ってきて…
これが松下の新必殺技、ワンツーカウンター!
俺は以前ボールの反発力を利用したカウンターシュートは物理的におかしいだろと書いたことがありますが、これにルディが的確な分析を加えてくれます。
なるほど、これなら一理ある。つまり回転のかかったボールに逆の回転を加えて打ち返すことで威力を増すとゆーことでしょ。これは正しい理論だと思います。まぁ俺なりに分かりやすく説明するとどーしても野球になってしまうんですが、止まっているボールを打つのと投手から投げられたボールを打つのとでは後者の方がよく飛ぶのよ。この理由はさ、ボールとバットとの反発力が増すからという理由で説明されてきたんよ。だけどさ、スーパーボールじゃあるまいし野球のボールそのものにそこまでの反発力が働くとは思えんのよ。スーパースローカメラで見てもそこまでボールがひしゃげてるわけじゃないし。そこでこれは回転という概念から分析すべきなのではないかと。つまり投手から放たれたボールには回転がかかっており、そのボールの下側をバットで打つと投げられたのと逆の回転がボールにかかるのよ。この二つの回転がぶつかり合う力により止まっているボールを打つよりも飛距離が伸びるのではないかと俺は思っています。実際ボールの芯よりも下を擦りあげるように打つのがホームランの秘訣だという話はよく聞くからね。ボール自体の反発力を求めるのであればボールの芯を捉えるべきはずである以上、やはり重要なのは反発力ではなく「回転」なんじゃなかろうかね…?