シリア内戦視察 第10話 最終回(最前線と帰国) | ♪ HARUNAのブログ ♪

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男装の麗人川島芳子とHARUNA(遥菜)のブログ

前世で行った場所を初め、色々な場所に訪問した時の
紹介ができたら良いと思ってます♪


至近距離空爆の有った晩、明日の行動予定の事で話をして
いた。(名前:ホサム)達は最前線へ1週間戦闘に行くと
言うのだ。僕も行くと答えた。しかし目的は想定より完璧に
既に達成しており、これ以上不要な戦闘は避けた方が良い
のではないか?と言う考えもあった。


(名前:ホサム)達はアサド政府軍の直接攻撃担当から外れ、
その代わり、トンネルを掘りアサド政府軍が居る陣地まで
長い距離のトンネルを掘る。そして爆薬を仕掛け、建物ごと
爆破すると言う姑息な作戦をしている。自由シリア軍は
戦闘機が無いからね。その結果、考えた作戦方法なのだ。


今回の目的は戦闘をする為ではない!今回引き上げ、次回に
繋げる必要の方が優先の様に感じた。

僕は考えた結果、帰国する事にした。帰国する前に、僕の
持っていた弾薬がまだ少し残っているので、射撃をしに
行こうと、言う事になった。


翌日射撃に行く事になり、誰も居ない広大な敷地の畑に
行って射撃をした。その時の写真が下記である。
写真は撮影していないので、ビデオのコマを写真にしている。




翌日、予定より1週間早く帰国する事になった。そして
国境に向かう。国境に着くと、入国した時の嫌な感覚を思い
出し帰国出来ない感覚に陥る。知らぬ間に拘束されていた時
物凄いストレスだったのがこの時初めて感じた。拘束中は
全く気が付かなかった。


少し省略する。トルコに入りまた同じホテルで一泊。
翌日空港に行き、チケットの日時変更を済ませ、日本へ
向かった。機内では旅行会社の日本人と浸しくなり、会話
しながら到着を待った。



その後、日本に着くと日本と紛争地域とのギャップで少し
気が変になりそうだった。戦争が日常的に慣れてしまい、
この日本の緊張感の無ささが堕落してしまう。


今回の視察は最終から最後まで本当に運が良かった。
入国での困難で3日間を予定していたが、拘束期間を考えると
予定よりスムーズに行ったと言える。しかも帰国も予定より
早い!護衛や食事など予定外に運が良かった。


戦地では目的達成だけを考えており、恐怖など全く感じ
なかったが、帰国後冷静に考えて行くと帰国してから恐怖
が出る事もあった。それと同時に、いかに日本ではくだらない
事でこだわっているかとかを感じる。


今後多くの国や紛争地に行くが、死ぬ覚悟が出来ているので
今回同様、不安を全く感じないで行けるだろう。


僕の性格上普段は女子力が高いのだが(のんびりしている)
仕事やこの様な海外に行くと真剣になるタイプで男気が前面
にでる感じ。普段は実力を使わないタイプでいざと言う時に
残すんです。女子からオラオラ系に変わる感じかな?また嫌
な日本の堕落した生活に戻ります。


この仕事柄そう長生き出来るとは考え難いし、長くてもあと
8年生きれれば十分と考えている。僕は今後も沢山の戦地に
行きたいと思っている。


年間日本人海外旅行者は1800万人。安全に海外旅行を
して、皆さまが良い思い出が作れる様に、海外でトラブルが
有った際は、私が救出に行きたいと思っております。


今回長編になってしまい、大分省略して第10話でまとめる
事が出来ました。次回の戦地へ行く前に、中国に観光に
行きたいですね。仕事を含めると多くの国に行く事になる。


※シリア内戦次回はシリア支援に関する内容です。


さぁ~。みなさんの出番です!ジャーナリストとコラボで、
支援任務です。参加を募集。『クロスオーバー・オペレーション』
僕が会長をしている『アジア維新の会』も含め詳しくは次回に。


はるな