掛け合わせるという考え方 | 小島よしお オフィシャルブログ 「コジログ~おっぱっぴーな日々」powered by Ameba

掛け合わせるという考え方

雑草はすごいっ! 稲垣栄洋 小島よしお


ニッチと聞くとスキマと考えがちで誰もやってない方法や誰も気づいてないやつなんて思ってしまう。そうするとなかなか見つからない。

そんな時は掛け合わせという発想転換。 

検索する時にいろんな条件を入れると絞れる、そんなイメージに近いかもしれない。 

裸芸人ならたくさんいる。筋肉芸人も増えてきた。でも

裸✖️筋肉✖️野菜の歌✖️子供向け✖️雑草

と掛け合わせていけば自分だけの居場所がきっと見つかる。


以下、稲垣先生の本文より。 


例えば、植物の中でナンバー1と言うのは難しい。

しかし「水辺で咲く花」と言うと少し絞り込まれる。さらに「水辺で春に咲く花」と言うように季節を絞り込むとナンバー1になれる可能性が高まる。


効果的な方法は掛け合わせることだ。


「水辺で咲く」「春に咲く」「朝に咲く」と、

絞り込んだ要素を掛け合わせていくと、絞り込まれてよりナンバー1になりやすくなるのだ。

生物にとってのナンバー1になるためのオンリー1の場所は、生物学では先述したニッチと呼ばれる。

ビジネスの世界でニッチと言うと「すき間」というイメージがあるが、実際にはニッチはすき間という意味は無い。ニッチは大きくてもいいのだ。

しかし、大きいニッチでナンバー1になる事は簡単ではない。ナンバー1になろうとすれば、条件を絞り込んだほうがよいから、結果的にニッチは小さくなる。

そして様々な生物が小さなニッチを分け合いながら暮らしているのである。