先日は

いつもライブやレコーディングを共にしてくれている

ヨシケン&THE  JETSの面々とスタッフと事務所で飲んだ。

 

昨年の新宿ReNYワンマンの映像を見ながら、いろんな話をした。

 

これは知らない人が多いと思うんだけど

ロックバンドの演奏というのは

 

「きっちり決まっていて、いつもそれを弾く」箇所と

「実は決まっていなくて、その都度フィーリングで演奏している」箇所とが1曲の中に混在しているんだよね。

 

そのフィーリングの部分は

好き勝手やっているようで、そうではなくて

各プレイヤー同士、「そう来るなら、自分はこう演奏する」みたいなチームワークがとても大事だったりする。

 

その辺が、長い間一緒にやってきた俺たちは絶妙だ。(メンバーに感謝)

 

だが、時々事故が起こったりもする(笑)

 

例えば

コロナ前のとあるワンマンライブ。

 

「渇いた、ひまわり」のサビのバッキングは、久保田さんが8分で刻む予定だった。

 

なのだけど

 

なぜか当日、俺がそこを弾いてしまったw

 

それを観た、久保田さん

「では、そこのパートはヨシケンに任したぞ」とでも言いたげに

別のフレーズを弾き始めた。

 

結局、最後まで

俺がバッキングを弾きながら

歌ったんだよね。

リハーサルで、そんなこと、1度もやってないのに(笑)

 

もっと細かい事。

おそらく客席から見ている君たちにはわからないような事

ステージに立てる俺たちだけがわかるようなことなんかも

グラスを傾けながら

メンバーと「あの時、あーだったよね」なんで話すのがほんとに楽しい。

 

そして、またすべては

俺の音楽の血と骨になっていく。