優大とわたしたちの10年間の物語

 

これまで、本当にたくさんの方に

読んで頂いて、

暖かい繋がりを頂いています。

 

日経dualさんの記事になってからは

ますます広く伝わっていきました。

 

そして、大きな出版社さんの

編集者の方から出版のオファーも

頂きました。

 

もう一つ、ご縁を頂いている

ところがあり、

こちらもとても素敵な出版社さん。

 

 

先日、オファーを頂いた編集さんから

最終的な会議でどうしても

企画を通せなかったというご連絡

を頂いたんです。

 

これまでも出版の話は紆余曲折あり、

今回は出るものと思っていたので、

寝耳に水な感じでポカンとしました。

 

でもすぐに、あ、そうなんだ。

 

と腑に落ちていました。

 

「ここから繋がるまた新たな

道があるのだな」

 

とスッと気持ちが落ち着きました。

 

その時、

 

話を聞いていた息子が言ったんです。

 

「ママはその本を誰に読んで欲しいと

思ってるの?」

 

ハッとしてよく心の中を見てみました。

 

「本当に根源的で、

とても大切な命の話だから、

小さい子からお年寄りまで

みんなに読んで欲しい。」

 

と私は答えました。

 

すると息子が

 

「それだったら、

そういう出版社から出さないと、

子供には読んでもらえないよ!」

 

と。

 

そうだよねぇぇ、と妙に納得、笑。

 

大手の出版社さん、素敵な

編集者さんとの出会いは

ワクワクをたくさんくれました。

 

装丁の打ち合わせが楽しくて

仕方なかった。

 

これから、どんな風に繋がって

いくのだろう。

 

 

 

今一つ思うのは、

 

何か一つの時代、私の中の

「待っている、守っている」

生き方の時代が

終わったのだなぁ、と。

 

 

「選んでいく、飛び込んでいく」

 

 

私はもともとそんな風に

生きることが自然だった。

 

そして、

飛び込むのは、

選んだ後のことを委ねている

信じているから。

 

 

人生で一番大切なものを

得た私は、

失いたくなくて、

守りたくて、

怖くて、怖くて、、、

 

そして恐れていた別れを迎えて。。

 

でも、だから私は心の底から

感じることができました。

 

何一つ、

必要のないことなんて

起こらないこと。

 

形あるものが消えても

大切なものは永遠に

なくなることがないこと。

 

どんなに孤独で心細い道のりでも

私はいつも一人じゃないこと。

 

 

だから、もう自分の道をただ

ひたすらに進むだけです。

 

 

 

優大とわたしたちの10年間の物語

 

もしまだお読みでない方は

ぜひどうぞ。

 

 


 

優大。

先日、息子が遠足で買ってきてくれた船。

大切な友達が作ってくれた

「BON VOYAGE」の箱。

今の私にとてもしっくりくる、笑。