大切な人を見送ったあと

 

最初に辛いのは

 

もう触れないってこと。

 

もう抱きしめられないってこと。

 

もう二度と、

 

その人の温もりを

感じられないってこと。

 

人が命を持つのは

 

身体を持つは

 

触れるため。。

 

感じるため。。

 

 

 

優大を見送った時には

 

毎日が触れたい欲求と

 

叶わない現実の狭間で

 

心が空っぽで苦しかったなぁ。

 

 

どこかにいる気がして探して

 

いないから泣き叫んで。

 

胸が張り裂けるように苦しい。

 

そんな日もあった。

 

 

いつしか、いつしか、

 

こんなにも心が満たされて

 

感謝と愛が溢れている私がいます。

 

 

もし、どこかでそんな悲しみ

のなかにいる人がいたら

伝えたいなぁなんて

思ってしまいます。

 

大丈夫だから。と。

 

 

でも、

そんな今の私でもね、

思うのです。

 

彼女に抱きついて、

大好きだよぉぉって

言いたいなぁと。

 

そしたら彼女が笑ってこう

言うんです。

 

「やだ、さっちゃん、泣かないでよ。

自分の命を生きるのよ。

それがなんて幸せなことなのか、

知ってるでしょ?」

 

花のように笑ってる彼女が。

 

 

これから生きる時間の中で

 

ますます心のままに

生きなさいと、

言われている気がします。

 

あれこれ考えなくていい。

私の命を心のままに。

 

 

彼女が愛に生きてくれたから

死んだ後にも愛を勇気をくれる。

 

その愛を自分の命に加えて

私はますます豊かに生きて

いくのです。

 

すごいなぁと。

いつか旅立つ時には

そんな風であるといいなぁと

思ったりする今日の日です。