年長さんになってから、1年の2/3が過ぎました。そろそろ就学を意識しはじめています。


 1年生になったら。

これまでと異なり、「大好きなこと」に興ずる時間が少なくなる。

 「大好きなこと」とは?

放っておいても、ファンタジスタが自ら進んで行う遊び。


 例えば、造形活動。

積み木、ブロック、空き箱工作(日用品工作)・・・。「造形活動の楽しみと就学 」にも書きましたが、「それ自体」が楽しいので、わたくしが活動を促すことは先ずありません。また、わたくしが手を出すこともありません(彼がそれを望まないので)。


 そして、それらの活動は、我が家では大いに奨励されています。その活動「自体」が「価値あるもの」と認識されているからです。生涯を通じて楽しんで欲しいものとして。


 お受験に役立つから。手先が器用になるから。頭が良くなるから。就学後の勉強に役立つから。だ・か・ら○○を。そのために○○を。


 というように意気込んでいる方々がいる一方で、○○自体を楽しん欲しいと望んでいる親がいる。面白いものです。


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 さて、本論です。

 1年生になる前に、ちょっとだけ補っておきたいこと。そのひとつが、椅子に座っての「お勉強的な活動」。

 学校教育の基本ですが、我が家では、これまで意識的には経験させてきませんでした。思考する上でも必要ないので(我が家ではね) 、重きを置いてこなかったからです。もちろん、食事は椅子に座ってとりますし、椅子に座っての活動全般が全くの未経験というわけではないのですが。

 これまで習慣付けていたご家庭では「当たり前のこと」でしょうが、我が家では適応できることを確認しておく必要がありました。


 そこで試したのが、椅子に座っての読書(絵本読み)。


 その初日。

出ました、足ブラブラ。椅子の足をコンコン。でもその程度。数日で、姿勢を正して読むようになりました。ちょっとした取り越し苦労。


 そして、
副次的な効果とでもいいましょうか、椅子に座っての読書が習慣になりました。ファンタジスタ曰く、「気持ちいい」んだそうです。

 ヨコミネ式のような読書量ではありませんが、「バムケロのシリーズ4冊を連続で読む」程度なら、きちんとした姿勢で椅子読書に集中しています。

バムとケロのさむいあさ/島田 ゆか
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   椅子に座って姿勢を正しながら、つまらない(=興味がわかない)本を読む。つまらない他人の話を聞く。そのへんも試した方がいいかな。

 それともう一つ。

洗濯物を干していたら、ファンタジスタが何か読んでいました。のぞいてみると、「はじめてであうすうがくの絵本」。「「算数が苦手な子」にならないために、できること。 」にも書きましたが、「算数が苦手にならない」ための良書です。


 本棚の奥にしまってあったものを引っ張りだしたようなのですが、一緒に読んでばかりいたので、とても新鮮でした。就学後の算数学習については何も心配していないのですが、それについては別途書くことにします。